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番組HPより)
四国の南西部、愛媛県愛南町の沖に広がる宇和海。黒潮の影響を受ける温暖なこの海では100種を超えるサンゴが見られるそこを泳ぎ回るのは色とりどりの魚たち。夏、多様な命がきらめく愛媛・愛南町の海を見つめる。
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夏、愛媛県愛南町の宇和海に息づく生きものたちを見つめた回です。
黒潮を影響を受けて温暖な海では、テーブル状のサンゴや、イソバナなどソフトコーラル、キサンゴなど、100種を超えるサンゴが群生しているそうです。
サンゴの周りには、キンギョハナダイやソラスズメダイなど色とりどりの魚たちが見られて華やかでした。
数千匹のキビナゴの群れや、そうした小魚を追って集まるカンパチなどの回遊魚の群れも見られました。
また、この時期、南の海からやってくる独特の頭の形をした珍しいサメ、アカシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)が40匹以上の群れで泳ぐ姿がありました。絶滅が心配されていて、宇和海は群れが見られる数少ない場所だということです。
温暖な海流が多様な命を育み、さまざまな生きものたちの拠り所になっている豊かな海でした。