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番組HPより)
岩手、宮城、秋田の3県にまたがってそびえる栗駒山。標高1626メートルの活火山だ。夏から秋、色鮮やかに変化する栗駒山を訪ねる。
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栗駒山の夏から秋を見つめた回です。
夏、雪が解けた山肌をタテヤマリンドウやサラサドウダンなどの花々が埋め尽くして鮮やかでした。
雪解け水や雨水がたまって広がる湿地では、エゾイトトンボが産卵する様子が見られ、メスがオスと一緒に水の中に潜って、水草の茎に卵を産み付け、懸命に命をつないでいました。
秋になると、山は装いを一変し、山肌を錦の紅葉が彩りました。
鳥たちは秋の恵みを求めて飛び回り、ホシガラスはマツの種を集めて、間もなくやって来る冬に備える様子が見られて、栗駒山の季節の変化とともに暮らす生きものたちの姿がありました。