（番組HPより）
顧客の家々に薬を置かせてもらい、定期的に訪ねては使った分だけ代金を受け取る「富山の薬売り」。知恵とまごころを尽くし、顧客のためなら日本中を駆け回るという熱い思いで、時代をも動かした、薬売りたちの感動秘話。

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「富山の薬売り」にまつわる秘話を再現ドラマを交えて紹介した回です。

かつて全国で見られた富山の薬売りは、江戸時代に始まったそうです。
なぜ富山と薬が結びついたのか、それには富山藩の殿様が関係していて、いろいろな条件が奇跡的に重なって誕生したことを知りました。

長く続く理由の一つには、先にお客様の所にさまざまな薬を置かせてもらい、使った分だけ後で代金をいただく「先用後利」の考えがあり、その知恵と顧客思いの精神に感心しました。

また幕末、薩摩藩の活躍の影には「富山の薬売り」の存在があったそうで、その全国のネットワークを生かして、ある任務をし、近代を生み出す力になったということです。