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​NHK藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン2「あいつのタイムマシン」

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番組HPより)
漫画家・正男(渡辺大知)の友人・鉄夫(奥野瑛太)は、いい年をして子ども時代からの夢のタイムマシンづくりに夢中。正男は鉄夫に職を紹介しようとするが、鉄夫は無関心。その執心ぶりは常軌を逸している。

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漫画家の友人で、タイムマシンづくりに執念を燃やす男のお話です。

ある日、漫画家の男性が訪ねると、友人の男は、子どもの頃からの夢を追いかけて、未だ完成には至りませんが、夢中でタイムマシンづくりを続けていました。

男はタイムマシン以外は無関心なようでしたが...。

後日、漫画家の男性が再び訪ねると、奇想天外な方法でタイムマシンがつくれると言い出し...。

それから、2人にある変化が起きて、男の秘めた思いの強さを感じる結末でした。
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​NHKさわやか自然百景「奈良 春日山原始林」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
奈良市の中心部から2キロほどの場所に緑豊かな森がある。春日山原始林と呼ばれる森で、カシやシイなどの照葉樹が千年以上ほとんど手つかずのまま残されてきた。春の春日山原始林で命の営みを追う。

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奈良市の市街地近くにある緑豊かな森「春日山原始林」で春、生きものたちの命の営みを見つめた回です。

春日大社の神域として1000年以上ほとんど手つかずで残されてきた森で、国の特別天然記念物に指定されているそうです。カシやシイなど照葉樹の木々が中心で、樹齢200年を超える巨木も珍しくないということです。

春、森の中では、ニホンジカやニホンリス、アオバトなどが落ち葉や種など食べ物を求めて動き回り、夜になると、ムササビが木から木へ滑空し、躍動する動物たちの姿が見られました。

ニホンジカは、推定100頭ほどが暮らすそうです。
桜が散る頃には、地面に落ちた花びらを食べる様子が見られましたが、糖分豊富な桜の花びらはシカたちにとってこの時期だけのごちそうだそうです。桜の花が舞う中、桜の木の下にシカたちが集まって風情がありました。

都市のすぐ近くですが、さまざまな動物が息づき、豊かな自然が残る森でした。
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NHKすこぶるアガるビル【読売会館】有楽町で逢いましょう!家電量販店は元百貨店

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
いまビルが語りだす!舞台は東京・有楽町の読売会館。家電量販店は元々、百貨店?三角形の敷地に詰まった集客マジックに田中卓志と宇賀なつみもアガる!

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有楽町駅前に立つ「読売会館」の魅力に迫った回です。

1857年竣工で、今は家電量販店ですが、もともとは百貨店だったそうです。

上から見ると三角形の建物でしたが、これは線路が通ったことで三角形に切り取られた敷地だったためで、条件の厳しい狭い敷地という困難なミッションに、建築家・村野藤吾が挑んで設計した建物だということです。

実際に建物を見て回ると、集客のための様々な工夫がされていて、いろいろな「日本初」のものがありました。

一つは、建物の入り口に扉がなく、日本で初めて「エアカーテン」が設けられたということです。また、「交差したエスカレーター」もここが日本初で、今のデパートでは当たり前の風景は、ここが発祥だそうで、三角形の中にいろいろな知恵と工夫が詰まった建物でした。
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​NHK歴史探偵「藤原氏と平城京」

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番組HPより)
大河ドラマで大注目の藤原氏。日本史上有数の権力者一族はどのように誕生したのか?不自然な街の形に込められた野望に藤原氏のための謎のパレード。平城京から秘密に迫る。

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平安時代を中心に栄華を極めた藤原氏。一族の繁栄の秘密に迫った回です。

繁栄のカギは、平安京ではなく平城京にあり、中臣鎌足の息子・藤原不比等から始まったということです。平城京の都づくりを主導したのが不比等で、都づくりをする中で権力を固めていったということです。

具体には、「外京」という特別な区域の高台に藤原氏の氏寺・興福寺を創建したそうです。また、天皇が住んでいた平城宮の一角に皇太子(不比等の孫)を住まわせ、不比等の邸宅と隣接させ、天皇家との強固な姻戚関係を築きあげようとしたそうです。

こうして大きな影響力を持つようになり、平安時代には官職のほとんどを藤原氏が占め、国の政治を牛耳ることに。今度は、一族の中で誰が権力を握るかという争いが起き、藤原一族トップの座を巡って、身内の中で激しく争ったということです。

最後に、専門家の方は、「藤原氏が大きな武力を持たなかったことが栄華を極めた」と話していました。藤原氏は、武力ではなく、さまざまな策略を駆使して生き残り、政治力だけで千年以上生き残った稀有な存在だそうで、たぐいまれな知略に長けた一族だったことを知りました。
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​NHKダーウィンが来た!「ドキュメント720時間 動物たちの巨大マンション」

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番組HPより)
アフリカのカラハリ砂漠に現れた木にぶら下がる枯れ草の塊。なぜかここに生きものたちがひっきりなしに現れる。長期密着で砂漠を彩る動物たちの不思議な関係が見えてきた!

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アフリカ南部のカラハリ砂漠に立つ動物たちが集まる木を見つめた回です。

その木を、定点観測で720時間(30日間)にわたり観察したのですが、ドキュメント72時間のような演出で面白かったです。

そのアカシアの大木には、枯れ草が集まってできた巨大な塊がぶら下がっていて、何とも奇妙でした。

枯れ草の塊には、幾つも穴が開いていて、その穴から小鳥が出入りしていましたが、実は「シャカイハタオリ」という小鳥の巣だそうです。巣は、何世代にもわたって受け継がれてきたもので、築100年を超えるものもあるそうです。

観察を続けると、巣の下の日陰にダチョウやオリックスが涼みにきたり、ジャッカルが巣の下に集まる虫を食べに来たり、チーターが巣の上にのぼって見晴らし台として利用したり、さまざまな動物が引きつけられるように集まってきていました。

また、インコやフィンチなど他の鳥が、使われていない巣穴を空き部屋として借りて暮らしていて、まさに巨大マンションのようでした。

その住人たちの中には、シャカイハタオリの天敵である「コビトハヤブサ」もいて、コビトハヤブサは時にシャカイハタオリのヒナを襲うことがありました。
厄介な住人でしたが、その一方で、コビトハヤブサが巣に近づいたマングースを撃退する場面も見られ、天敵でもあり用心棒でもある住人との不思議な共同生活でした。
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