、エッセイ【継続出来ない約束】

今回は、エッセイ風に書いてます。
ちょっとメガティブ系でダークな雰囲気なので
メガティブダークな雰囲気が、苦手な方は
無理なご覧観は、お控えいただいても、構いません。


添えているイラストは
パステルイメージアート/感情【乱れる】を
使用しています。
この絵の雰囲気に近付けたエッセイとなっていますが
書いている内容は、実 ・・・

エッセイ【継続出来ない約束】

スクロール

エッセイ【継続出来ない約束】

- 、エッセイ【継続出来ない約束】
いつも思う。
ボクに近づいてくる人、ボクと初めて会ってみて
「会話してみたい」と思う人は、信用できない・・・。
自分だけなら別にいい。慣れてるから。
だけど小さな子供達を巻き込むようなやり方は、どうなんだろう?
大人の話し合いだけで、「とりあえず、やってみよう!」って始めたこと。純粋な心を持つ子供達には「約束」だって純粋。

今朝も自宅前で待っていた少年。小さな身体に大きなランドセル。お友達と通学できることで、喜んでいた少年は、今日も純粋に「まだかな?来るかな?遅いな~?」とお友達と一緒に通学できる喜びに胸を弾ませていた。5分待ってもお友達は、来なかった・・・。喜んでいた瞳は、寂しさに染まり「もう来ないんだね・・・なら行くよ」とがっかり肩を落として通学していった・・・。『もうお友達とは一緒に通学できないんだ』という気持ち少年には寂しすぎる。先週まで送り続けていたLINEも、届くことはなく少年の母親からも送らなくなった・・・。
最後のメッセージのやり取りで『遠回しの断り方』であることを少年の母親は悟り気付いていた。
少年の母親には、友達がいない。母親になり3人の子供達が産まれてきても保育園や学校のママ友さえも作っていない。
話しかけてきてくれたら、少年の母親も子供達の母親たちと会話はしている。でも、自ら話しかけることはしない。

少年の母親は、大切な存在だった人達から「裏切られながら生きてきた」それが原因となり、人間を信じることができないのだ・・・。裏切られたことにさえ気付かないくらいな純粋な心を持ったまま大人になった少年の母親は、「裏切り」や「偽り」が嫌い。スーパーで買い物をするかの如く品定めするような感じで
近付いてきて、どんな品物なのか分かったら、買わないで置いていく・・・そんな心境を少年の母親は、抱えたまま過ごしていた。『やっぱりね・・・』と心の中で囁く少年の母親の瞳には
輝きはなく冷たく凍り付いていた・・・。

【継続出来ない約束】はしないでほしい・・・。
交流がしたくて近付いてきてるのなら、最後まで交流を継続してほしい・・・。疲れてしまうのなら、最初からシカットしててくれて構わない・・・。子供達だけの交友関係でいいんじゃないか?と思うから・・・。

それぞれ子供達には性格があって、ペースもある。
同じような動きは、小学1年生にはまだキツイ・・・。
「学校へ行くのはイヤだ」と言い始めてしまったら「ずる休み」だってしたくなってくる・・・そこから始まる「登校拒否」
デリケートな問題にまで発展していってしまう・・・。
大人たちだけの考えで、子供達をコントロールするかのように扱うのはいかがなものか・・・と思ってしまう。