菘翁美術館へ

- 今日の出来事

今日はかねてから行ってみたかった、貫名菘翁美術館へ行った。菘翁と言えば、江戸の幕末の三筆(巻菱湖、市河米庵、貫名菘翁)で阿波徳島の生まれだ。聞いていたけれど駐車場がなくて近くの一日600円という無駄に高い駐車場に入れることになった。美術館は毎月第二土曜日だけの開館で何回か行ったがそれ以外の日だったので開いてなかった。二階に上がって展示物をみたが、落款を複数使用していたため海客とか海屋とか菘翁とかあって、若書きの山水画は魅力的だった。正面に大きな屏風に大字を書いていたがこれはかたい筆(もしくは鼬毛とか竹筆)で書いたためか荒っぽく見えた。仮名の作品の釈文が違っていたので指摘させてもらった。一階に前任の館長の作品があって「観てください」と言われ観賞したが、田中双鶴先生のお作で、小坂先生の影響を明らかに受けていた。田中先生はわが師:青木研碩先生とも親交があって、私が若かりし頃錬成会でお会いしたような記憶がある。
その後イオン徳島に行ってお昼を食べて夕食の食材を買って帰りに鳴門の「道の駅」に寄ろうと車から降りる際に財布を持とうとしたら無い! 思い当たるのはイオンでレジで清算してカートのフックに引っ掛けたまま忘れて車に乗ってしまったようだ。すぐにインフォメーションに電話してすぐに折り返した。財布はインフォーメーションに届けられていて一安心となった。日本は治安がすごいと改めて感じた一日だった。
 
 
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