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番組HPより)
大阪市大正区。川や運河に囲まれ、島のように見えることから「大正アイランド」とも呼ばれている。地元の生活に欠かせない渡し船で半年前から船長目指して働き始めた若者。鹿児島の実家で気ままな生活を送っていたが、自立したいと大阪に来た。街には沖縄料理店が点在する。その一つ、沖縄出身の店主が三線と沖縄民謡を披露する店がある。沖縄で作った莫大な借金の返済のため移り住んだ。大阪で懸命に生きる人々の思いに出会う
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大阪市大正区を訪れ、人々に出会った回です。
大正区は、川や運河に囲まれた都会の中の島のような場所で、水運を利用できることから、たくさんの工場が立ち並ぶ地区でした。
地区へは渡し船が往来していて、通勤や通学、買い物など、地域の人たちに欠かせない乗り物になっていました。
その渡し船で半年前から働き始めた新人の女性が、今回出会った1人で、乗組員として働きながら、船を操縦する船長を目指して訓練を積まれていました。
鹿児島出身で、アルバイトをして何となく暮らしていましたが、このままではいけないと、思い立って大阪に。大阪でもアルバイトをしたり職業訓練校にも通いましたが、これと思える仕事に巡り合えず、そうした中で、この渡し船の仕事に出会ったそうです。
船長は人々を安全に運ぶ責任を伴う重要な立場ですが、期待に応えられる船長になりたいと、大阪でようやく見つけた生きる道を歩み続けられていました。