概要(Amazonより)
学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。
---
不登校になった中学1年生の少女が、ある日突然、不思議なお城に迷い込むお話です。
「この城のどこかにある鍵を見つければ、願い事を叶えてくれる」と告げられ、最初は乗り気ではなかったのですが、主人公の中にどうしても叶えたい願いが1つだけあり、お城に通い出すように...。
お城には主人公のほか、6人の中学生が招かれていて、彼らとの共通点やそれぞれが抱えている事情などが少しずつ明らかになっていきました。
このお城での出来事や6人との交流を通じて、主人公の中で心の変化が見られて、最後に一歩踏み出そうとして感動的でした。