​NHKにっぽん百低山「蓬莱山・滋賀」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今回の舞台は、滋賀・琵琶湖の西にそびえる蓬莱山。山の上から見えた琵琶湖をも上回る巨大な地球史の痕跡とは?

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滋賀県の琵琶湖そばにそびえる蓬莱山に、吉田類さんと滋賀出身の俳優・石川萌香さんが登った回です。

「蓬莱(ほうらい)」とは、仙人が住む霊山のことで、比叡山延暦寺の修行の場でもあり、いつしか蓬莱山と呼ばれるようになったそうです。

ここには「コールドロン」と呼ばれる、琵琶湖をも上回る巨大な地球史の痕跡があったということで、それが何なのか、思いを巡らせながら登りました。

滝がある沢ぞいの道や、ごつごつとした岩場、険しい急登を越えて登りきると、辺りが一気に開けて、頂上ふきんに笹原の草原が広がっていて、そこから琵琶湖を見渡すことができて雄大な景色でした。

ここで専門家が、コールドロンの謎を教えてくれました。
かつて、恐竜が生きていた時代の白亜紀、この辺りには巨大なカルデラがあったということです。現在はカルデラの形は失われていて、カルデラを失った形をコールドロンと言うそうです。

この琵琶湖コールドロンの大きさは、熊本・阿蘇カルデラの5倍の面積もあったそうで、琵琶湖の眺めと相まって壮大さを感じる山でした。