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番組HPより)
木が持つ魂を引き出すことに生涯挑み続け、世界のムナカタと呼ばれた棟方志功。世界各地の展覧会で受賞を重ねた棟方が、アメリカで出会ってから、「すっかりかぶれていた」というのがグラハム粉で焼いたパン、グラハムブレッド。粗くひいた小麦の皮なども混ぜたグラハム粉は、風味豊か。素材の持ち味や色を大切にした棟方の作品世界そのまま、小麦粉の味を楽しむグラハムブレッドにヘンゼルも挑戦。
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日本を代表する版画家・棟方志功が愛した「グラハムブレッド」を作った回です。
グラハムブレッドは、アメリカで生まれた、小麦の皮や胚芽の部分も入ったグラハム粉で作った香りと食感の豊かなパンで、棟方家の朝食の定番だったそうです。
棟方が展覧会で渡米し、11か月滞在して帰って来たときには、すっかりアメリカかぶれしていて、食生活にアメリカ風を取り入れるようになり、グラハムブレッドが食卓に並ぶようになったそうです。
番組でも、グラハムブレッド作りに挑戦。
グラハム粉などで作った生地をこねて、寝かせたりして、幾つもの工程を経て、ふくよかに焼き上げて完成。
トッピングに、ブルーチーズとイチジク、チョコナッツソースとアーモンドなどを添えて食べて、美味しそうでした。