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番組HPより)
今回の舞台は富山・黒部峡谷。ローカル鉄道とトロッコ電車でゆく!
旅のお題「黒部の絶景は電源開発の軌跡にあり?」を探る。
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富山・黒部峡谷を訪れ、お題を解き明かした回の前編です。
お題の「電源開発」とは発電所やダムのことで、黒部峡谷というと昭和38年に完成した水力発電設備「黒部ダム」が有名ですが、それ以前の大正時代から黒部峡谷ではいろいろ電源開発が進められてきたそうです。
今回、黒部川の下流からスタートし、上流にある黒部ダムを目指して、ローカル鉄道やトロッコ電車を乗り継いで川をさかのぼる50キロもの旅で、2週に渡る内容でした。
こうしたローカル鉄道やトロッコ電車は、電源開発に必要な資材を黒部峡谷に運ぶために設けられたものだそうです。それらが観光用の電車として一般に開放されて、黒部峡谷の絶景を楽しむことができるようになったということです。
ルートの途中、峡谷の絶景の中に宇奈月温泉があり、立ち寄りましたが、ここも、もともと資材置き場や作業員の宿舎があった場所だったそうです。その跡地を利用して電源開発会社が温泉街をつくったのだそうで、まさに電源開発によって触れられるようになった絶景でした。