蜜蜂と遠雷

- 映画・テレビ鑑賞
概要(Amazonより)
直木賞と本屋大賞W受賞を果たした恩田陸の傑作小説を映画化。母親の死をきっかけに表舞台から消えていた天才ピアニスト・栄伝亜夜は、再起を懸けて挑んだ芳ヶ江国際ピアノコンクールで3人のコンテスタントと出会う。

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日本で開催の国際ピアノコンクールで競い合った4人の若きピアニストたちの物語です。

かつて天才と言われながら表舞台から消え、復帰戦にかけるヒロイン。人気と実力を兼ね備えたエリートで、ヒロインと幼なじみの男性ピアニスト。働きながらピアノを続け、年齢制限により最後のコンクールに挑む男性。ピアノの神様が推薦し、型破りな弾き方ながら才能あふれる謎の天才少年。

全くタイプの違う4人の個性的なピアニストたちが、コンクールを通して互いに刺激し合い、高め合って成長していく姿が描かれた感動の物語でした。

ヒロインの女性は、7年前にピアノの先生でもあった母親を亡くしたことをきっかけに、楽しんで演奏することを忘れ、かつての輝きを失っていました。復帰戦であり、ラストチャンスでもあると感じてこのコンクールに臨みますが、迷いや自信の無さから思うように弾けずに悩んでいました。

一次審査、二次審査、本選と進んで行く中で、ヒロインの心は揺れ動いていましたが、3人との交流を通して自身のことを見つめ、最後に自分の演奏を取り戻して感動的でした。

時に繊細に、時に情熱的にピアノを演奏した役者さんたちの演技を素晴らしかったです。
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