​NHK歴史探偵「平安のスーパースター 空海」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
平安時代の名僧・空海の実像を徹底調査。日本の危機を救った空海の教えにインドネシアで発見された秘仏から迫る!日本各地およそ3000か所に伝わる空海伝説の真相も取材。

---
平安時代の僧、弘法大師・空海の実像に迫った回です。

空海は、31歳で唐に渡って密教を学び、44歳で密教修行の拠点として高野山を開いたということです。

空海を上皇がほめたたえるほど、すごい人気だったそうですが、なぜ人々に強くしたわれたのか?
それは空海が「即身成仏」という教えを説いたことにあり、その教えは「人は生きながらにして仏になることができる」「人は生きている間に救われる」というもので、当時、疫病や飢きんに苦しんでいた平安の人々にとって生きる支えになったということです。

また空海が、密教を広めるために使っていたツールが「マンダラ」で、密教の世界観を絵で表現することで分かりやすく伝えたそうです。

日本各地には空海にまつわる伝説が約3000も伝わっているそうですが、それらの伝説誕生には「高野聖」と呼ばれる高野山の僧が関わっていると考えられるそうです。

当時、高野山に落雷があって多大な被害を受け、再興の資金を募るために高野聖が全国を巡って寄付を集め、そのとき空海の話を伝えたことで各地で伝説が生まれたと考えられるそうです。こうした伝説もあって、空海がスーパースターになっていったことが分かりました。
続きを見る >>