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番組HPより)
東京都八王子市から日野市を流れ、多摩川に合流する浅川。川の周りには田畑や住宅地が広がるが、都内有数の野鳥の楽園でもある。人の暮らしの近くで躍動する命の営みを見つめる。
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早春、東京西部を流れる浅川で、野鳥たちの命の営みを見つめた回です。
浅川では120種以上の野鳥が確認されていて、都内有数の野鳥の楽園だそうです。
2月、川岸で河津桜が咲き始めると、花が咲くのを待っていたかのようにメジロやヒヨドリがやって来て花の蜜を吸ったり、川辺でカワセミやモズが魚を捕まえたり、早春に躍動する鳥たちの姿が見られました。
ある日、カワウが水に潜って魚を探しているところ、カワウの周りにコサギの群れが集まっていることがありました。
カワウが移動するとコサギも追いかけて移動していましたが、これはカワウに追われて浅瀬に逃げ込んだ魚を捕まえるコサギの狩りの知恵だそうで、カワウを利用した巧みな狩りでした。
都内の人の暮らしに近い環境ですが、多くの鳥たちでにぎわう豊かな川でした。