映画

誘拐の掟

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概要(Amazonより)
「妻を誘拐した犯人を探して欲しい」。ニューヨーク市警の元刑事である無免許の私立探偵マット・スカダー(リーアム・ニーソン)のもとに、不吉な依頼が舞い込んできた。

絶体絶命の誘拐交渉。1999年、NYを震撼させた連続誘拐殺人事件。
今、ひとりの少女の命を懸け、元刑事が立ち上がる――。

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元刑事の私立探偵が、連続誘拐事件に挑む物語です。

誘拐された夫から「犯人を見つけてほしい」と依頼を受け、断りますが、最終的に引き受けることに。同じ犯人と思われる誘拐事件を調べていくと、ある共通点が浮かび上がってきました。

そんな中、新たなターゲットとして、一人の少女が誘拐され...。
主人公が交渉役となり、誘拐犯と対峙します。

残忍で狂気的な犯人で、最後まで緊迫感がありました。

全体的に重苦しい雰囲気なのですが、ひょんなことから出会い、事件捜査に協力する黒人の少年と、主人公とのかけあいが和みました。
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

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概要(Amazonより)
米ソ冷戦下における核戦争の恐怖を、キューブリック監督が徹底的に皮肉ったブラックコメディである。アメリカ空軍基地の司令官が突然発狂し、ソ連の戦略核基地攻撃命令を出してしまう。

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米ソ冷戦下、アメリカ空軍の司令官が正気を失い、ソ連に核攻撃命令を出してしまうお話です。

対するソ連も、自動的に反撃して人類を滅亡させる最終兵器を開発。

アメリカ国防省の最高作戦室での、大統領や軍高官らが集まっての国家の存亡をかけた話し合いが、ブラックユーモアたっぷりに描かれていて面白かったです。

くせの強いキャラクターがいろいろと登場して、俳優陣の怪演ぶりに引き込まれました。
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快盗ルビイ

- 映画・テレビ鑑賞
概要(Amazonより)
小泉今日子&真田広之主演、和田誠監督による映画「怪盗ルビイ」(1988年公開)。

“ルビイ"という仇名のチャーミングなヒロインと、彼女にハートを盗まれ、いつの間にか相棒になってしまったヒーローの、オシャレでロマンティック、そしてスリリング満点な“犯罪と恋の物語"。

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ルビイと呼ばれるヒロインが、相棒となる男性と共に、盗みに挑む物語です。

魅力的で気の強いヒロインに押されて、男性がいつも嫌々ながらも面倒な役を引き受けて実行しますが、なかなか計画どおりにはいかず、いろいろなことが起こって、ハラハラしつつコミカルで面白かったです。

オードリーヘップバーンの映画の日本版という感じの、おしゃれな邦画でした。
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​映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

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番組HPより)
露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性から、この世で最も「黒い絵」の話を聞く。時は経ち、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は、取材とかつての慕情のためフランスを訪れる。

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漫画家・岸辺露伴が、この世で最も「黒い絵」を求めて、フランス・ルーブル美術館を訪れるお話です。

主人公は青年時代、漫画家の道を目指した頃に出会ったミステリアスな女性から「黒い絵」のことを聞き、それがどんな絵なのか、また消息の分からない女性のことがずっと気になっていたようでした。

黒い絵がどこにあるのか長らく分からないままでしたが、その絵がルーブル美術館にあることを知り、女性編集者と共に訪れます。ところが、その絵に近づく者たちに不可解なことが次々と起こり、やがて主人公の身にも危険が...。

終盤、謎の女性の正体や、黒い絵が描かれた経緯が明らかになりましたが、女性が愛した人物を巡る切ない物語でした。
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​アンストッパブル

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概要(Amazonより)
ペンシルバニア州の操車場に停車中の貨物列車777号が、整備員のミスによって走り出した。

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整備員のミスで走り出した無人の貨物列車。
その暴走をくい止めるために、ベテラン機関士と新米の若い車掌の2人が立ち向かう物語です。

鉄道会社はあの手この手で対策を試みますが、暴走列車を止めることは困難を極め、事態が最悪の危機に近づいていくことに...。
そんな中、暴走列車のルート上を主人公の2人が乗る機関車で走行していて、巻き込まれることになりました。

最初、2人はそりが合わず言い争ってばかりでしたが、危機に立ち向かう中で少しずつ心を通わせ、力を合わせて命がけで列車を止めようと奮闘して感動的でした。
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沈黙のパレード

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概要(Amazonより)
天才物理学者・湯川学の元に、警視庁捜査一課の刑事・内海薫が相談に訪れる。行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。

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東京の町で開催された夏祭りのパレード中にある事件が起こり、物理学者の主人公が警察と共に真相の解明に挑むお話です。

その事件は、数年前に行方不明となり遺体で発見された女子学生の事件とつながりがあると考えられ、彼女と関わりのあった人たちが容疑者として浮上しますが、それぞれアリバイがあり...。

また、事件の状況も不可解なところがあり、主人公はある仮説を立てますが、それは手間のかかる方法で、犯人がなぜそうする必要があったのか悩ませました。

しかし、地道に捜査を続けていく中で、仮説を裏付けるものが少しずつ見つかり、そして終盤、事態が急変して真相が明らかに。それから女子学生の謎の死とのつながりが判明しますが、様々な思いが交錯した切ない物語でした。
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