映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

刑事コロンボ

刑事コロンボ「影なき殺人者」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
弁護士のクライトンは、内縁の妻の浮気を知って別れようとするが...。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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弁護士の男性が犯行におよび、他の人物に罪を着せようとするお話です。

犯人は有名な刑事弁護士で、犯罪の手口をよく知っていて偽装工作が巧みでした。老練でとぼけるのもお手の物でしたが、意外なところからほころびも...。

コロンボ警部はある時点からこの弁護士が犯人だと考えている様子でしたが、弁護士にはアリバイがあり、終盤の山場にコロンボ警部がアリバイ工作をユニークな手法で崩してみせて印象的でした。

犯行現場の家に怖い家政婦がいて、現場を調べようとするコロンボ警部とこの家政婦のやりとりも面白かったです。
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刑事コロンボ「迷子の兵隊」

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番組HPより)
国防関連財団の幹部・ブレイリー大佐は財団の金を着服して私腹を肥やしている。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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国防関連の財団の幹部で軍人の男性が、秘密を暴露されないようにするため部下の口を封じるお話です。

犯人は誠実そうな外見とは裏腹に、その立場を利用して私利私欲を満たしていた人物で、自分の行いに正当性があると考えているのがたちが悪いと思いました。

犯行のアリバイ工作に利用されたミニチュアの兵隊が印象的でしたが、そのミニチュアの兵隊が仇となって、最後のアリバイ崩しにもつながることに...。決定打としては少し弱くてすっきりしないところはありましたが、軍人らしい潔さのあるエンディングだと思いました。
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刑事コロンボ「狂ったシナリオ」

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番組HPより)
映画監督、アレックス・ブレイディのもとを、旧友のレニーが1本のフィルムを持って訪ねてきた。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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若き映画監督の男性が、自分のある過去の過ちを隠すために旧友を手にかけるお話です。

犯人は若くして名声を得た才能ある映画監督で、知的で、言葉巧みに相手を誘導するのがうまい狡猾な一面のある人物でした。

突然訪ねてきた旧友に対して直ちにシナリオを思い描いて犯行に及びますが、とっさに計画された犯行だったこともあり想定外のことが幾つかあり、それをコロンボ警部が目ざとく見つけて、じわじわと追い込んでいく感じがありました。

最後に犯行を認めさせる手法が、犯人のお家芸を逆手にとったようなやり方で鮮やかでした。
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刑事コロンボ「汚れた超能力」

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番組HPより)
新シリーズの第1作。CIAも注目する超能力者、エリオット・ブレーク。彼の超能力が本物か確かめるため、偽超能力者を暴くことで定評のあるマジシャンのマックスによる大掛かりなテストが行われた。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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超能力を持つという犯人が、保身のために犯行に及ぶお話です。

犯人の男性は、目力が強く、独特の話し方で、いかにも超能力者という感じの人物でした。

見ていない図形を当てるテストで高い的中率を誇り、CIAも注目していたところ、超能力が本物か確かめるため第三者によるテストが行われますが、その後、事件が起こりました。

コロンボ警部が捜査に乗り出し、事件に関わっているとみた男性が本当に超能力者なのか、超能力者でないならどういうトリックでテストで的中させているのか、男性と心理戦を繰り広げながら解き明かそうとし、目から鱗という場面もあって面白かったです。
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刑事コロンボ「攻撃命令」

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番組HPより)
心理学者エリック・メイスンは、助手のチャーリー殺害を企てていた。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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心理学者の男性が、助手を殺めようとするお話です。

犯人は著名な心理学者で、話し方が理路整然としていて、いかにも聡明な人物でした。映画ファンでもあり、有名な映画作品にまつわるものがいろいろと登場し、その一部が犯行計画にも関係していて、遊び心のある回でした。

犯行方法も、この犯人ならではの異色の方法で、とても巧妙なものでした。

コロンボ警部は、早い段階でこの男性が犯人とにらんで捜査している感じでしたが、行き詰るところもあり、終盤、ちょっとしたやり取りが事件を解く鍵になってすっきりとする結末でした。最後にある競技をしながらコロンボ警部が犯人に推理を聞かせるシーンもよかったです。
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刑事コロンボ「さらば提督」

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番組HPより)
巨額の財産をもち、「提督」と呼ばれる造船会社オーナー、オーティス・スワンソンは、社長として実権を握る娘の夫チャーリーの経営方針が気に入らず、会社を売ろうとしていた。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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「提督」と呼ばれ、ヨットなどを手がける造船会社のオーナーが帰らぬ人となる事件です。

娘の夫が、船を使って巧みな偽装工作をして、さも提督が事故に遭ったように見せかけました。犯行に手抜かりはないように思われるも、コロンボ警部は早い段階からこの夫に疑いの目をもって接しているようでした。

トリックを一つ一つ解いてじわじわと追い込んでいき、解決は時間の問題かと思われましたが、終盤に思いがけない展開を見せて、一筋縄ではいかない事件でした。
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​刑事コロンボ「闘牛士の栄光」

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番組HPより)
メキシコの元闘牛士、ルイス・モントーヤの長年の相棒であるエクトールの息子が、牧場で牛に立ち向かい負傷した。モントーヤは、その荒くれ牛を殺そうとエクトールと共に闘牛場に出るが...。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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メキシコの元闘牛士が犯行に及ぶお話です。

メキシコを舞台にした異色の回で、休暇でメキシコを訪れていたコロンボ警部が、ひょんなことから事件の捜査に参加することに...。
最初は簡単に話を聞く程度でしたが、段々とのめり込んでいくところは根っからの刑事という感じでした。

元闘牛士の犯人は、名声のある誇り高き人物で、犯行の方法があるものを利用した独特なものでした。

コロンボ警部は早い段階で、この人物が犯人だと直感した様子でしたが、犯行の動機が分からず、動機は何なのかが最大の見どころでした。その最後に判明する動機は、犯人の過去にまつわる意外な理由でしたが、この犯人らしいと思いました。
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刑事コロンボ「仮面の男」

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番組HPより)
表向きは経営コンサルタント、実は...。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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表向きは経営コンサルタントで、裏では別の顔を持つ男が、犯行に及ぶお話です。

少し複雑なストーリーでしたが、物語が進むにつれ、だんだんと理解でき入り込みました。

犯人は冷静な目をした頭の切れる人物で、用心深く証拠を残さないようにして、この男にたどりつくまでがまずひと苦労でした。

さり気なくアリバイ工作した証拠を準備しておくなど用意周到で、手強い相手でしたが、最後に相手の上をいく決め手となるものをコロンボ警部が示して見事な逆転劇でした。
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刑事コロンボ「5時30分の目撃者」

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番組HPより)
催眠療法を研究する精神科医のマーク・コリアーは、患者のナディアと愛人関係にあった。

刑事コロンボは、視聴者には最初に犯人の巧妙な犯行の様子を見せて
その後コロンボが捜査しながら犯人を突き止めていく展開のドラマシリーズ。

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精神科医の男性が、患者の女性との愛人関係を知られて争いとなり、夫を殺めるお話です。

犯人は、犯行後にタバコを吸いながら偽装工作をするような冷静沈着な男で、催眠療法を研究していて、それを利用する場面も...。

しかし、コロンボ警部が現場でのわずかな手がかりを見逃さず、着実に捜査を進めて、じわじわと犯人に近づいていく感じがありました。
あるホームパーティーの場で、コロンボ警部が集まった人たちに今回の事件について推理の一部を語る場面があり、理路整然としていて納得の推理でした。

犯人の犯行方法も独特でしたが、最後にコロンボ警部が犯人を落とす方法も独特で印象に残りました。
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