映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

ネコメンタリー

​NHKネコメンタリー「あんびるやすことエル」

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番組HPより)
魔法やお菓子が題材の人気シリーズを20年にわたって発表し続ける児童文学作家で絵本作家のあんびる。その仕事ぶりを堂々たる体躯(く)の愛猫エルは静かに見守る。

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児童文学作家・あんびるやすこ さんと愛猫エルとの日々をつづった回です。

エルは、13歳のオス猫で、体重10キロもある、ふくよかな猫でした。種類はラグドールで、英語でぬいぐるみを意味するとおり、ふわふわもこもこの姿をした可愛い猫でした。

マグロの魚よりキャットフードが好きで、性格は、ちょっとぼんやりしたところがあるそうです。

今回、朗読された書き下ろしエッセイは、「エル王子の不思議な魔法」というタイトルで、あんびるさんが日常で嫌なことがあったとき、エルが心のリセットをしてくれる魔法をかけてくれるというもので、エルが居てくれないと困るかけがえのない存在という思いが込められた心温まるお話でした。
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​NHKネコメンタリー「藤井太洋とゴローとジジとペンタ」

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番組HPより)
3匹の猫に翻弄されながら近未来の世界を描きだす、藤井太洋。そこにはいつも「三匹三様」の猫たちが寄り添う。時に癒され、時に爪を立てられながら、キーボードに向かう日々。

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SF作家・藤井太洋さんと3匹の猫たちとの日々をつづった回です。

奄美大島出身の藤井太洋さんは、ソフトウェア開発の仕事を経て、作家に転身。きっかけは東日本大震災で、拡散するデマなどに考えさせられ、小説家を志したということです。

執筆に使うのは、プログラミングを応用したお手製のソフトで、品詞ごとに色分けされていて、そのカラフルな文字が連なる画面がSFの世界という感じでした。

主人公は自分の分身で、いつも閉塞感みたいなものは打ち破っていきたいなと思って書いているそうです。

そんな藤井さんに寄り添うのが、3匹の猫たち。
わがままで甘えん坊のゴロー(18歳オス)、繊細で内気なところがあるジジ(18歳メス)、いつも自由気ままなペンタ(13歳オス)。三匹三様で、それぞれ個性的でした。

番組で朗読された書き下ろしエッセイが、「猫はどこからきて どこへ行くのか?」というタイトルで、大昔にアフリカから渡ってきた猫たちが、将来、ある場所へ向かうことを想像したもので、SF作家ならではの想像力をかき立てるお話でした。
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​NHKネコメンタリー「及川眠子とサビオとワビイ」

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番組HPより)
ヒット曲を次々に世に送る作詞家及川眠子と2匹の兄妹猫との生活。

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作詞家・及川眠子(ねこ)さんと、2匹の兄妹猫サビオ(8歳オス)とワビイ(8歳メス)との日々をつづった回です。

「わび・さび」から付けた名前で、兄のサビオはおっとり優しい性格、妹のワビイは好奇心旺盛な活発な猫でした。

以前にも2匹の猫を飼われていて、サビオ・ワビイは2代目だということです。

及川さんが人生で追いつめられた時、しんどい時に、猫たちが支えてくれたそうで、及川さんにとって猫たちは生き抜く力になっているそうです。

そんな思いをつづったエッセイが朗読されて、しみじみとして心温まりました。
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​NHKネコメンタリー「有川ひろとトム」

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番組HPより)
山を望み、緩やかな川の流れる兵庫県宝塚市で愛猫トムと暮らす小説家・有川ひろ。デスクの横で、リビングの床で、トムに見守られながら言葉を生み出す姿にカメラを向けた。

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小説家・有川ひろさんと猫のトムとの日々をつづった回です。

トム(9歳・オス)とは、5年前から暮らしているそうです。

トムとの出会いは、意外なものでした。
有川さん自身の小説「旅猫リポート」が映画化された際、当時タレント猫だったトムが、主人公の役を演じたことがきっかけだったそうです。

猫オーデションの日に初めて出会い、映画の撮影期間中に猫の待機部屋で一緒に過ごすようになってトムに惚れ込み、クランクアップ後もトムの元へ通い続けるまでになり、最終的に猫トレーナーの方にお願いして譲ってもらったということです。

八割れの白黒猫で、きりっとした顔つきの格好いい猫でした。
トムは、有川家では王者のふるまいで、有川さんが執筆していると、どこからともなくやって来てかまってもらおうとし、そのたびに有川さんが作業を中断して遊んであげているのが微笑ましかったです。
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​NHKネコメンタリー「石黒謙吾とコウハイ」

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番組HPより)
作家、編集者として忙しい日々を送る石黒謙吾と、マイペースの末っ子猫との日々。

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編集者で作家の石黒謙吾さんと猫のコウハイとの日々をつづった回です。

石黒さんの代表作は「盲導犬クイールの一生」で、犬や猫をテーマに数多くの作品を書いているそうです。

コウハイは、12歳のオス猫で、生後3か月の頃、保護施設からやって来たそうです。

コウハイという名前から想像されるようにセンパイもいて、センパイは17歳のメスの柴犬で、2年前から車いす型の補助具を使って生活している犬ですが、食欲旺盛で元気でした。

2匹は仲が良く、石黒さんが言うには、お互いに種の違うものに対しての思いやりがあるということでした。

石黒さん夫婦と犬と猫が、それぞれを思いやりながら一緒に暮らす日々に心温まりました。
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​NHKネコメンタリー「能町みね子と小町」

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番組HPより)
東京と青森での二拠点生活中の文筆家、能町みね子と、小町との日々を描く。

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文筆家・能町みね子と猫の小町との日々をつづった回です。

小町は、推定5歳の雌の三毛猫で、両親の知人から譲り受けた猫だそうです。

ずっと1人で作業している能町さんにとって、小町は欠かせない相棒だそうで、我が子のような溺愛ぶりでした。能町さんが小町に話しかけると、ミャアと鳴いて応えて、おしゃべりをするようによく鳴く可愛い猫でした。

書き下ろしのエッセイで、能町さんが達した境地のようなものとして、「猫と共にある私の生活は、特に面白くないけど、とても幸せだ」「これでいい。これこそが目指していたものである」と語られていたのが印象的でした。
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NHKネコメンタリー「坂本美雨とサバ美」

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番組HPより)
ミュージシャン坂本美雨の楽曲は、家族より長く暮らす一匹の猫との共作から生まれる?日常をドキュメント。生と死についての想いもあらたにした坂本さんの日々。

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ミュージシャン・坂本美雨さんとサバ柄のメス猫・サバ美との日々をつづった回です。

サバ美はもと地域猫で、坂本さんが20代のとき、保護猫募集サイトで出会い、以来ずっと寄り添ってくれている相棒で、歌の創作にも影響を与えているそうです。坂本さんにとってサバ美はとてもかけがえのない存在という様子で、いつも愛情深く接していたのが印象的でした。

サバ美は、2022年の暮れ、ある病気が見つかり、大きな手術を受けたということです。

坂本さん書下ろしのエッセイは、生と死をテーマにしたもので、いつかそう遠くない日に訪れるであろう、別れの時の向き合い方が穏やかに綴られていて、しみじみとしました。
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NHKネコメンタリー「内田春菊とトンとアネとイモ」

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番組HPより)
多忙な暮らしの中3匹の猫とつかず離れずの漫画家・内田春菊。漫画作品にも登場する3匹との緩やかでありながら刺激的な日々。

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漫画家・内田春菊さんと3匹の猫たちとの日々を綴った回です。

トンキニーズという種の白い猫・トン(オス)、マンチカンの2匹の姉妹猫・アネとイモの3匹と暮らしていて、にぎやかな雰囲気でした。

3匹は仲が良さそうに見えましたが、最初に飼われたトンは、姉妹猫が後からやってきたとき、かなりお怒りでしばらく距離があったそうです。今は3匹はだいたい平和にしているということでした。

内田さん書下ろしエッセイでは、そんな3匹との暮らしが朗読され、いつも寄り添ってくれる存在に対する気持ちが綴られて心温まりました。
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NHKネコメンタリー「福澤徹三とくう」

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番組HPより)
アメリカンショートヘアのやんちゃな猫に翻弄されるコワモテ作家。地元北九州での創作の日常にカメラを向ける。

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作家・福澤徹三さんとアメリカンショートヘアの猫、くう(オス2歳)の日常を綴った回です。

くうは、人のやっていることは何でも真似したがる好奇心旺盛な猫だそうです。福澤さんが書斎で原稿を書いているときも、閉まっているドアのドアレバーに跳んでぶら下がって、自分でドアを開けて書斎に入ってきたりして賢い猫でした。

福澤さんがくうを飼うことになったのには、先代の猫がいた時にいろいろとあったことが関係していて、そのことを綴ったエッセイが朗読されてしみじみとしました。

福澤さんはコワモテの風貌をされていましたが、くうに対してはデレデレで、たくさんの猫用おもちゃを買っては一緒に遊んであげて、そのギャップが面白かったです。
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