映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

ひきこもり先生

NHKひきこもり先生 第5話

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番組HPより)
陽平(佐藤二朗)は梅谷中学校を本当のことが言える学校に変えようと奮闘するが、いじめが発覚することを恐れる榊校長(高橋克典)は陽平に圧力をかける。

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最終話を視聴。
「いじめはない」としている校長たち学校側に対して、主人公が「学校を本当のことが言えるようにしたい」と行動を起こしました。しかし、校長が主人公らに圧力をかけてきたり、周囲の理解が得られなかったりして険しい道のりでした。

校長はある理由があっていじめの存在を頑なに否定していましたが、中盤、校長の過去や苦しい胸の内が明かされると、なにか吹っ切れた感じになり、それから状況が変わっていく雰囲気がありました。

一方、卒業式の時期となり、不登校クラスの生徒たちが一般クラスと一緒に卒業式を行うのは抵抗があると言い、話し合いが行われました。そんな折、思いがけないことが起こり、事態が急転しました。

それはこれまで経験したことのない事態でしたが、何が正解か分からない中で、不登校クラスの生徒たちが一つの意思を示し、それに主人公たちが熱い気持ちで応えて心温まりました。すがすがしいエンディングでよかったです。
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NHKひきこもり先生 第4話

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番組HPより)
同級生にいじめられて登校するのが辛くなった生徒に陽平(佐藤二朗)が言った言葉が波紋を呼び...。

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第4話を視聴。
前回のいじめの話の続きで、前回の終わりに主人公が言った言葉に生徒たちの一部が共感し、生徒たちを助ける言葉になった一方、大きな問題になっていきます。

いじめは存在しないと打ち出している学校側は主人公に圧力をかけてきて、主人公の心が揺れ動き、それから激しく落ち込んで重苦しい回でした。

しかし最後に、主人公が生徒たちを助けたいともう一度立ち上がり、この問題に向き合おうとして感動的でした。次回は最終回を迎えます。
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NHKひきこもり先生 第3話

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番組HPより)
中学校の花壇が何者かに荒らされる。それは生き物係の和斗をいじめているグループの仕業だった。

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第3話を視聴。いじめを受けている男子生徒にまつわるお話です。

その少年は、主人公が受け持つ不登校生徒専門の特別クラスではなく、一般クラスの生徒でしたが、いじめの現場を目撃した主人公が手を差し伸べようとします。

そのクラスでは、スクールカーストと呼ばれる教室の中での生徒たちの序列が存在し、カースト上位の生徒たちが下位の生徒をいじめる構図になっていて、また担任の先生もそれを利用してクラスを運営しているところがあって、さらに学校としてもいじめは存在しないという顔を外向けにしたい思惑もあり、容易に解決できないいじめ問題の複雑さをあらわすエピソードでした。

それでも何とか救いたいと、終盤に、主人公がその少年に繰り返し同じ言葉をかけて勇気づけて感動的でした。
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NHKひきこもり先生 第2話

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番組HPより)
上嶋陽平(佐藤二朗)が中学校に通い始めた初日、不登校生徒の坂本征二がおにぎりを万引きしたという連絡が学校に入る。征二は無職の父・征一(村上淳)と二人暮らしで、深刻な貧困状態にあった。

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第2話を視聴。
貧困状態にある不登校生徒の少年にまつわるお話です。

主人公は、非常勤講師を引き受けることにし、不登校生徒を支援するクラス「STEPルーム」に通い始めることに。

その初日、貧困の少年のことを知り、一緒にクラスを受け持つ担任やソーシャルワーカーの女性らと共に、少年の問題に向き合っていきます。

少年の父親は、ある事情があって仕事を辞め、家に引きこもり荒んだ生活を送っていました。母親は、家を出て行って別居中。このままでは立ち行かないと、ソーシャルワーカーの女性が繰り返し助言しますが、父親は応じようとせず...。

そんな状況に、自身の過去と重なる思いを感じていた主人公が、何とかしたいと行動を起こし、それが少年や両親の気持ちを動かして心温まるエンディングでした。
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NHKひきこもり先生 第1話

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番組HPより)
上嶋陽平(佐藤二朗)は、客と話をしない、サービスもしないという一風変わった焼鳥屋の店主。そんな陽平が、市立中学校の非常勤講師を依頼される。不登校生徒を支援する学級の人手不足を解消するために、榊校長(高橋克典)が白羽の矢を立てたのだ。

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第1話を視聴。
過去にひきこもり経験のある主人公が、中学校の非常勤講師を依頼されるお話です。

主人公は、人と関わるのが苦手で、いつも植木鉢を抱えている姿が愛嬌のある中年男性でした。

その中学では、STEPルームという不登校生徒専門のクラスを設けて、生徒のサポートに取り組んでいて、校長があるきっかけで主人公のことを知り、非常勤講師になってほしいと依頼します。

しかし主人公は、自分には無理だと断り続け、その理由が明かされました。

そんな時、1人の不登校の女生徒と出会いますが、この女生徒との交流を通じて主人公の心に変化が現れるようになり、クライマックスは感動的でした。
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