映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

ホットスポット

NHK ホットスポット・セレクション「太古の箱船 進化の冒険者たち~マダガスカル~」

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番組HPより)
アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶマダガスカルは原始的なサル・キツネザルや謎の肉食獣フォッサなど珍獣たちの宝庫。数々の偶然と奇跡が生んだ進化の実験場の謎に迫る。

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アフリカ東部の島、マダガスカルで独自の進化をとげてきた生きものたちに迫った回です。

太古に大陸と離れて以来、他の陸地と一度もつながったことがない島で、アフリカ大陸から漂流して偶然たどり着いたと考えられる幾つかの動物が、競争相手の少ない島で多様な進化をしていったということです。

その代表的な動物がキツネザルで、海を渡ってきた1種類から80種類に進化し、姿も大きさもバラバラ、食べるものも様々、笹を食べるものもいて、実に多種多様な種類がいました。その中のメガネキツネザルが、手のひらに乗るほどの小ささで、愛嬌のある顔の可愛いサルでした。
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​NHK ホットスポット・セレクション「絶海の島 珍鳥たちの王国~ニュージーランド~」

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(番組HPより)
南太平洋に浮かぶニュージーランドは飛べないオウム・カカポや夜行性のキーウィ、森で子育てするペンギンなど珍鳥たちの宝庫。島と鳥たちがたどった驚きの進化の謎に迫る。

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ニュージーランドに生息する飛べない鳥たちの謎に迫った回です。

世界で唯一の飛べないオウム・カカポや、同じく飛べない鳥・キーウィ、森で子育てするペンギンなどが風変わりな鳥たちがいて、飛べない鳥たちの王国と言えました。

飛べない鳥が多いのはなぜか?は、あることから飛ぶ必要がなくなり、しだいに飛ぶ能力がなくなっていったと考えられ、それは、ニュージーランドの島の成り立ちに関係しているということで解説があり、その理由がよく分かりました。

カカポは、飛べないのに食べ物を得るため木に登ろうとして落ちたりして、不器用なところが可愛い鳥でした。

スネアーズペンギンは、繁殖地の森から海岸まで片道4時間かけて、よちよち歩きで移動し、海の魚を捕まえて、ヒナの元へと運んで、とてもけなげなペンギンでした。
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​​​NHK ホットスポット 第5回「太古の命守る奇跡の森 ~ブラジル マタアトランティカ~」

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番組HPより)
第3シリーズの最終回。
ブラジル大西洋岸に広がる太古の森、マタアトランティカが舞台だ。
連綿と、「シェルター」のように生きものたちを守り、育んできた太古の森の秘密に迫る。

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ブラジルにある太古の森、マタアトランティカに息づく生きものたちを見つめた回です。

マタアトランティカは、アマゾンとは異なる地域にある森で、面積はアマゾンの1/4ほどですが、アマゾンに匹敵する多様な生きものが生息するということです。

太古から続く森は、巨木が密度高く立ち並んでいるのが特徴で、ふつうは地上で暮らす生きものが、ここでは樹上で暮らすように独特の進化をとげたそうで、この森にしかいない様々な不思議な生きものが見られました。

この森を代表する固有の動物が、ゴールデン・ライオンタマリンという小さなサルで、食事のシーンはちょっとグロテスクなものの、金色の毛並みが美しくとても可愛らしいサルでした。

この森にも開発の波が押し寄せ、人間が生きものたちが追い詰めていて考えさせられました。
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​​NHK ホットスポット 第4回「​天空と荒野の両極世界 ~アフリカ エチオピア高原~」

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番組HPより)
今回の舞台は、アフリカ・エチオピア。
3000mを超える切り立った断崖絶壁で隔てられた“天”と“地”、対照的な2つの世界にスポットを当てる。

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福山雅治さんがエチオピアを訪れ、標高3000mの高地と、海抜マイナス100m以下の低地が隣り合う場所にそれぞれ暮らす生きものたちを見つめた回です。

この両極端の場所には、高地にゲラダヒヒ、低地にマントヒヒの2種類のサルが暮らしていましたが、2つのサルたちの特徴や暮らしは全くの正反対でした。

どちらも過酷な環境を生きていて、寒暖差が激しい高地に暮らすゲラダヒヒは、夜の寒さをしのぐため、危険な断崖絶壁を群れ全員で下りることを毎日繰り返していて、厳しい暮らしをしていました。

ゲラダヒヒやエチオピアンウルフなど固有種の動物にとって、ここが最後の残された場所でしたが、そこへ人が進出し畑が広がってきていて、人類が追い詰めている現実があり、考えさせられました。
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​​NHK ホットスポット 第3回「進化の魔法 息づく島々 ~東南アジア ウォーレシア~」

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番組HPより)
長い歴史の中で、大陸とつながったことが一度もない、ウォーレシアの島々。何らかの理由で島々に辿り着くことができた幸運な生き物にとっては、天敵の少ない、まさに楽園だ。弱肉強食のルールから外れた、独特の平和な世界が生み出した、生きものたちの進化の不思議に迫る。

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福山雅治さんが東南アジアのウォーレシアと呼ばれる地域を訪れ、固有の生きものたちに出会った回です。

ウォーレシアは大陸とつながることがなかった島々で、天敵がいないことにより、島の生きものたちは独自の進化を遂げたということです。

地面から這い出てくる鳥、鹿の角のような突起の生えたイノシシ、笑うサルなど不思議な動物ばかりで、世界最大のトカゲ・コモドドラゴンは、全長3メートルもあり、ノッシノッシと歩く威風堂々とした姿はまさに恐竜のようでした。

また、人間の進化とは全く逆の道をたどった謎の人類がいたことも分かり、他の地域の常識が当てはまらない、ここだけ違った時間が流れているような感じがありました。
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NHK ホットスポット ​第2回「砂漠と氷河のロストワールド ~南米 アンデス山脈~」

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番組HPより)
福山雅治が地球を旅するシリーズ2回目。
舞台は南米大陸を縦断するアンデス山脈、標高4千mを超える高地には、真っ赤な水の巨大な湖や、世界最大の塩の大地・ウユニ塩原など奇怪な絶景が広がる。さらに、山脈の南端、“地球最果ての地”パタゴニアでは、宿命の対決を繰り広げる。

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南米アンデス山脈を福山雅治さんが訪れ、厳しい極限の地で生きる動物たちの命の営みを見つめた回です。

富士山よりも高い標高4000mを超える高地アルティプラーノや、南米最南端のパダゴニアは、食べ物が乏しい不毛の地で極寒の寒さになる過酷な環境でしたが、そんな厳しい場所で生きる動物たちがいて、懸命に生きる姿に感銘を受けました。

彼らがこの過酷な地で生きる道を選んだのには天敵が少ないという理由がありましたが、そんな場所にも彼らを狙う天敵の存在があり、命の攻防を繰り広げる様子に自然の厳しさを感じました。

標高4300mにある真っ赤な湖では、この天空の不思議な湖を拠り所に生きるフラミンゴがいてなんとも神秘的でした。
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​NHK ホットスポット 第1回 巨大生物が集う海 ~カリブ海 ユカタン半島~

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番組HPより)
メキシコ・ユカタン半島の沖合では夏、世界最大の魚・ジンベエザメが数百匹も集結する。半島に点在する謎めいた神秘的な光景も圧巻だ。

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メキシコ・ユカタン半島を福山雅治さんが訪れ、特別な自然や生きものに触れながら、この地で見られるミステリーを探った番組です。

ユカタン半島は実にさまざまな条件が奇跡的に重なった場所で、特殊な成り立ちをしている半島では、神秘的な自然や固有の生きものが幾つも見られるほか、周辺の海は小さな魚から巨大生物まで数多くの生きものが集まる豊かな海域になっていました。

その海に毎年夏になると数百ものジンベイザメが集まってくるというのが、ミステリーの1つでした。ある目的のために集まってくるということでしたが、ふだん単独行動をしている巨大なジンベイザメが集まってくる光景に壮大な自然の営みを感じました。
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