映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

テレビ

​NHKさわやか自然百景「東京 多摩川水系 浅川」

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番組HPより)
東京都八王子市から日野市を流れ、多摩川に合流する浅川。川の周りには田畑や住宅地が広がるが、都内有数の野鳥の楽園でもある。人の暮らしの近くで躍動する命の営みを見つめる。

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早春、東京西部を流れる浅川で、野鳥たちの命の営みを見つめた回です。

浅川では120種以上の野鳥が確認されていて、都内有数の野鳥の楽園だそうです。

2月、川岸で河津桜が咲き始めると、花が咲くのを待っていたかのようにメジロやヒヨドリがやって来て花の蜜を吸ったり、川辺でカワセミやモズが魚を捕まえたり、早春に躍動する鳥たちの姿が見られました。

ある日、カワウが水に潜って魚を探しているところ、カワウの周りにコサギの群れが集まっていることがありました。
カワウが移動するとコサギも追いかけて移動していましたが、これはカワウに追われて浅瀬に逃げ込んだ魚を捕まえるコサギの狩りの知恵だそうで、カワウを利用した巧みな狩りでした。

都内の人の暮らしに近い環境ですが、多くの鳥たちでにぎわう豊かな川でした。
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NHKドキュメント72時間「春の池袋でアニメな人々を見つめてみた件」

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番組HPより)
人形やキーホルダー、バッジなどのアニメグッズ。こうした品々を買い取ってくれるお店が舞台。アニメの街、東京・池袋にあって、連日、多くの人が何かを持ってやってくる。大好きなものと別れるそれぞれの事情から、どんな今が見えるのか。

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3月、東京・池袋のアニメグッズ買い取り店を訪れる人々にお話をうかがった回です。

お話をうかがうと、好きなアニメやキャラクターについて熱く語りながら、そんな大好きなものをやむなく手放すそれぞれの事情を話してくれました。

その中に、漫画雑誌を持ち込まれた30代アルバイトの女性がいました。
その方は、一度あきらめた薬剤師の夢を再び追って、予備校の学費を貯めるため、バイトを2つかけもちして頑張られているということでした。
夢をあきらめていたつらい時期、その漫画のキャラクターに支えられたそうですが、一つの区切りをつけるため大事な雑誌を手放すことにして、前に進もうとされていて、素敵なけじめだと思いました。
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NHK歴史探偵「徳川御三家」

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番組HPより)
徳川御三家。家康の息子たちが初代を務めた尾張・紀州・水戸の3つの藩だ。3代将軍・家光との間で繰り広げられた壮絶な駆け引き。徳川を支えた御三家誕生の秘密に迫る。

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徳川御三家の初代藩主たちの素顔に迫った回です。

尾張・紀州・水戸の初代藩主は、みんな家康の息子たちで、3代将軍・家光と年が近かったそうで、家光と3人の関係性を示すエピソードを中心に紹介されましたが、三者三様でそれぞれ個性的でした。

尾張藩・徳川義直は、新築のお城・名古屋城をプレゼントされるなど、家康にとても愛されていたそうです。そんな父の期待に応えようと義直は徳川家としての強い自負を持ち、家光にライバル心を燃やしていて、家光を悩ませていた時期があったということです。

紀州藩・徳川頼宜は、徳川の平和を守るためには十分な軍事力が必要と考え、藩の軍備増強に励んだということです。その軍事力が将軍家を脅かす可能性もあり、家光にとって警戒しなければならない相手だったそうです。

水戸藩・徳川頼房は、家光が兄弟同然と思って頼りにしていたそうです。家光のとき、御三家というものはなく、尾張・紀州の2藩が圧倒的な力を持っていて、水戸藩は一つ格が下がる藩だったそうです。それを家光が、水戸藩に力をつけさせていき、御三家のシステムが誕生したということです。

この御三家のシステムが長く江戸の長期政権を支えたということで、この時の家光と3人の関係性が大事だったことを知りました。
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NHKダーウィンが来た!「街にも進出!?ウグイス美声の真実」

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番組HPより)
ホーホケキョの鳴き声で有名なウグイス。でもヤブに潜んで暮らしているため実は謎多き鳥だ。3年にわたる密着取材で美声の秘密や近年街なかに進出している理由が明らかに!

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ウグイスの子育てを見つめた回です。

ウグイスは、春に美しい鳴き声を聞きますが、1年中ヤブの中に潜んで暮らし、ほとんど出てこないため、まだ分かっていないことが多いということです。

今回、ウグイスが深い笹ヤブの中に巣を作って子育てする様子を観察することができました。

オスは子育てを直接手伝わず、メスがひとりで子育てをするということです。

一夫多妻制で、オスは直径200mほどの縄張りを持ち、この縄張りの中に幾つかの巣があり、メスたちがそれぞれ子育てするそうです。

オスは縄張りを守るために盛んに鳴いて、他のオスを威嚇・けん制しているそうです。さえずりにはメスを縄張りに誘い込む効果もあり、1日2000回以上鳴くこともあり、命を削って鳴いているということです。
逆にメスは、天敵に見つからないように、ほとんど鳴かないということでした。

観察していた巣では、メスが懸命に食べ物を運んで育て、ヒナがすくすくと成長し、やがて巣立ちを迎えました。

近年、街なかでウグイスが見かけられていて、環境の変化が影響しているそうです。街なかのちょっとした生垣や植え込みの中に巣を作って子育てをしていて、人の暮らしのそばで、ひっそりと潜んで、したたかに命をつなぐ姿がありました。
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NHKクローズアップ現代「“相続したくない土地”が続出! 所有者不明土地の波紋」

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番組HPより)
使い道もなく売ることも難しい土地を相続したことで、名義変更や引き取り手探しに悩む人が続出。そのまま放置されて生まれた「所有者不明土地」は国土の24%に。国は今月から相続後の名義変更を義務化。不要な土地を個人間で売買できるマッチングサービスや有償で引き取る民間業者も現れる一方、土地を買い取り活用する自治体も。人口減少が進む中、土地管理の在り方を考える。

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今、親や兄弟から相続したものの使い道がない土地が続出しているということで、土地管理の在り方を考えた回です。

土地を相続したら登記をするのですが、登記は任意であるため、登記されない土地は国が把握できないということです。こうした登記されない「所有者不明の土地」は、国土の24%もあり、いろいろな問題が生じているそうです。

こうした問題を改善しようと、国は制度変更して、これまで任意だった登記を義務化したそうです。

また民間では、「土地のマッチングサイト」というサービスがあり、自ら土地の値段を付けてサイトに出品し、購入希望者を募るというものがあって、処分に悩む土地とニッチな需要を結びつける取り組みをしていました。ただ、民間業者によるサービスでリスクもあるということでした。

また、土地を買い取る自治体も出てきているそうで、今、所有者不明の土地が全国的に問題化してきていて、国や自治体、民間で、いろいろな取り組みが始められていることを知りました。
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NHK 滝藤賢一が行く!南アフリカ珍奇植物紀行

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番組HPより)
人智を超えるキテレツで個性的な形の「珍奇植物」の世界が今、熱い!この不思議な形と生態は極度の乾燥など過酷な環境に耐えうるために生まれた。俳優・滝藤賢一さんは10年来の筋金入りの珍奇植物マニア。滝藤さん憧れの地は南アフリカ。アフリカの荒涼な大地に圧倒的迫力で自生する珍奇植物の数々との出会いを求めて、滝藤さんが旅をする。

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俳優・滝藤賢一さんが、不思議な姿や生態の「珍奇植物」を求めて、南アフリカを旅した回です。

滝藤さんは、自宅に600鉢以上の珍奇植物がある、筋金入りの珍奇植物マニアで、珍奇植物の宝庫・南アフリカの自生地を訪ね歩いて、とても楽しそうでした。

現地では、いろいろな珍奇植物に出会いました。
動物に食べられないように石そっくりな植物や、雨など水がかかると回転しながら地面に潜る種、ハーフマンと呼ばれる人の姿に似た植物など、何とも摩訶不思議な植物ばかりした。

南アフリカの強い日差しや、ほとんど雨の降らない乾燥した大地など、過酷な環境に適応して、こうした多種多様な姿や生態に進化したということです。

今、南アフリカでは開発が進んで、国土の8割を畑や牧場が占めたり、珍奇植物が盗掘されたりして、多くの植物が絶滅の危機に瀕しているということです。
もう一部の限られた場所でしか自生していない珍奇植物が幾つもあり、保護活動の取り組みも行われていて、かけがえのないものに感じられました。
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​NHKふるカフェ系 ハルさんの休日「佐賀・佐賀市~佐賀市をさがしているカフェ」

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番組HPより)
よく「佐賀は何もない」と言われる佐賀市で訪れたのは、佐賀市を「さがし」ているカフェ!探せば佐賀に魅力あり!

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古民家カフェ巡りをしている主人公が、佐賀県佐賀市にあるカフェを訪れた回です。

そのカフェは、大正10年築の元商家だという2棟つながった木造建築で、白壁がきれいな堂々とした佇まいの建物でした。

今はカフェの他、フォトスタジオや貸衣装屋などが入る複合施設として利用されていました。

お店の人たちにうかがうと、じつはカフェを営んでいるのはIT企業で、この建物を再生するため、畑違いの飲食に初参入し、試行錯誤をしながら営んでいるということでした。

その社員の方々は、『「佐賀は何もない」と言われるが、探せば探すほど魅力が出てくるのが佐賀のいいところ』だと話して、つねに何かを探しながらいろいろな取り組みをされていて、深い佐賀愛を感じるカフェでした。
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NHKドキュメント72時間「鹿児島空港 旅立ちの春に」

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番組HPより)
春、旅立ちの季節に鹿児島空港に密着する。出会いと別れ、人生という物語が凝縮される瞬間を3日間、見つめ続けた。

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3月下旬、鹿児島空港を行き交う人々を見つめた回です。

展望デッキで就職する息子が乗る飛行機を見送る母親や、親戚一同20人以上に盛大に見送られる看護師になる女性など、さまざまな出会いや別れの風景がありました。

その中で、幼い頃からの親友が就職で東京に旅立つということで、サプライズで見送ろうと待っている2人の若い男性がいました。

本人に知らせずに朝早くから待っていた2人は、空港ロビーに現れたその旅立つ男性と再会。サプライズは大成功で、その男性は「誰も見送ってくれないと思っていた」と言って、NHKの撮影付きで2人に見送られて、とても嬉しそうでよかったです。
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​NHK歴史探偵「平安のスーパースター 空海」

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番組HPより)
平安時代の名僧・空海の実像を徹底調査。日本の危機を救った空海の教えにインドネシアで発見された秘仏から迫る!日本各地およそ3000か所に伝わる空海伝説の真相も取材。

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平安時代の僧、弘法大師・空海の実像に迫った回です。

空海は、31歳で唐に渡って密教を学び、44歳で密教修行の拠点として高野山を開いたということです。

空海を上皇がほめたたえるほど、すごい人気だったそうですが、なぜ人々に強くしたわれたのか?
それは空海が「即身成仏」という教えを説いたことにあり、その教えは「人は生きながらにして仏になることができる」「人は生きている間に救われる」というもので、当時、疫病や飢きんに苦しんでいた平安の人々にとって生きる支えになったということです。

また空海が、密教を広めるために使っていたツールが「マンダラ」で、密教の世界観を絵で表現することで分かりやすく伝えたそうです。

日本各地には空海にまつわる伝説が約3000も伝わっているそうですが、それらの伝説誕生には「高野聖」と呼ばれる高野山の僧が関わっていると考えられるそうです。

当時、高野山に落雷があって多大な被害を受け、再興の資金を募るために高野聖が全国を巡って寄付を集め、そのとき空海の話を伝えたことで各地で伝説が生まれたと考えられるそうです。こうした伝説もあって、空海がスーパースターになっていったことが分かりました。
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