映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

世界一番紀行

​NHK 世界で一番“遠い”島~南大西洋 トリスタン・ダ・クーニャ~

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番組HPより)
イギリス領トリスタン・ダ・クーニャは、南大西洋上にあり、最も近い陸地からでも2,000キロ以上離れているという絶海の孤島。
「世界一遠い島」での人々の暮らしを伝える。初回放送:2011年。

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人が住んでいる島では世界で一番遠い島、イギリス領トリスタン・ダ・クーニャを、俳優の粟野史浩さんが訪れ、人々の暮らしに触れた番組です。

アフリカ大陸の南端から貨物船で9日かけての船旅で、たどり着くまでがまず大変でした。

着いた島は、火山の噴火でできた島で、ほとんど低地がなく、年中強い風が吹きつける過酷な土地でしたが、当時267人の島民がいて、漁業や牧畜で自給自足をして暮らしていました。

絶海の孤島ゆえに限られた資源をみんなで分け合う平等の精神が根付いていて、島の皆が一つの大きな家族のように暮らしていたのが印象的でした。
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​NHK 世界で一番暑い土地~アファール三角地帯 ジブチ~

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番組HPより)
アフリカ大陸東部の「アファール三角地帯」にあるジブチ共和国は、
1日の最高気温が年平均で34.5度、月によっては50度近くまで上がるという「世界一暑い国」。冷房などもまだ普及していないこの地で、人はどのように暮らしているのか。(初回放送:2011年)

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世界で一番暑い土地とされるアフリカ・ジブチ共和国を俳優・大高洋夫さんが訪れ、そこでの生活を体験した番組です。

灼熱の太陽が容赦なく照りつけ、ジリジリとくる逃げ場がないような暑さに、大高さんがヒーヒー言いながら頻繁に水を飲んでいて本当に暑そうでした。

そこで暮らす人々は、昼間はできるだけ外に出ないようにして過ごしていて、首都なのに扉が全部閉まって人影がなく、ゴーストタウンのようでした。生活の中心は太陽が沈んだ後で、人々が夜の町に出てきて活気を呈していました。

特に訪れた時は、年1回の断食の月、ラマダンの時期で、信仰をもつ人々は1か月間、日のあるうちは食事も水もとることが禁じられていて、日中は暑いうえに水も飲めず大変そうでしたが、ラマダンが明けた時は町全体が喜びに包まれて、人々が充実感のある表情をしていたのが印象的でした。
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​NHK 世界一番紀行「世界で一番標高の高い街~ボリビア・エルアルト~」

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番組HPより)
南米・ボリビアの首都、ラパスに隣接した標高4150mの台地には、人口89万という大きな都市がある。酸素濃度が地表の約3分の2、一日の寒暖差が30度という環境の暮らしとは?体力自慢の俳優・大高洋夫が徹底取材。(初回放送:2009年)

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世界で一番標高の高い街、南米ボリビアのエルアルトを、俳優の大高洋夫さんが訪れ、現地で滞在しながらその暮らしを体験した番組です。

標高4150mに位置する街で、酸素が薄いうえに、昼は20度を超え、早朝には-12度まで冷え込むという寒暖差の環境でした。
そんな住みづらそうに思える環境ですが、街にはびっしりと家が立ち並んで、人と車であふれかえっていて、富士山よりも高い場所にこれだけ大きな街があるというのが不思議な感じがしました。

街の成り立ちについては、エルアルトに隣接し標高が一段低い位置にある首都ラパスが関係しているということでした。

大高さんがエルアルトで出会ったある家族と一緒に過ごさせてもらいますが、素朴な暮らしや一生懸命な姿勢が素敵な人たちで、大高さんとその家族との交流に心温まりました。
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​NHK 世界一番紀行 「世界で一番北の町~ノルウェー ロングイヤービエン~」

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番組HPより)
定住人口を持つ町としては世界最北、北極点にほど近いノルウェーのロングイヤービエン。その暮らしを大高洋夫(俳優)が伝える。

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世界で一番北の町、スバールバル諸島にあるロングイヤービエンの町を、俳優の大高洋夫さんが訪れ、その暮らしを体験し伝えた番組です。

大高さんが気さくな人柄で、すぐに町の人々と仲良くなり、お宅や働く場を訪れて、ありのままの町の暮らしを伝えていたのがよかったです。

太陽が昇らない極夜が4か月続いた後、太陽が沈まない白夜が5か月続くという特殊な自然環境ですが、世界中から人々がこの町に移住してきて暮らしている実に国際色豊かな町でした。

その理由は、ノルウェー領ですが、ビザなしでも自由に働けて住むことができるフリーゾーンで、さまざまな人が諸々の理由でこの最果ての町に来て暮らしているということでした。

町の人々は、国籍に関係なく、ひとつの家族のように暮らしていて温かく感じました。
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​NHK世界一番紀行 世界で一番人がひしめき合う街~インド・コルカタ~

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番組HPより抜粋)
世界一番紀行 世界で一番人がひしめき合う街~インド・コルカタ~(初回放送:2009年)
1平方キロメートルあたりおよそ2万4千人が暮らすビッグシティのダイナミズムと混とん!!旅人は詩人の小池昌代。

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人口密度が世界一の街インド・コルカタに、詩人の小池昌代さんが2週間滞在し、この地に暮らす人々を見つめた番組です。

コルカタは、長い間イギリス植民地時代につけられた名前カルカッタと呼ばれていましたが、2001年に本来の名コルカタに戻したということです。

人がひしめき合い、混雑と喧騒で混沌とした雰囲気のある街でした。気温の暑さと人々の熱気が入り混じって街全体が熱気を帯びているようでした。

旅人の小池さんは"幻影都市"と表現していましたが、迷路のような路地を進んでいくと、そこに人々の様々な暮らしが現れて、それが混沌としていて不思議な魅力がありました。
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​NHKプレミアムカフェ 世界で一番霧に覆われる街

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番組HPより抜粋)
世界一番紀行 世界で一番霧に覆われる街~カナダ・セントジョンズ~(初回放送:2010年)
1年の3分の1が霧に覆われるカナダ最東端ニューファンドランド島を、詩人の明川哲也さんが旅する

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1年の3分の1が霧に覆われるカナダ・ニューファンドランド島の街セントジョンズで、霧とともに生きる人たちを見つめた番組です。

旅人である詩人の明川哲也(ドリアン助川)さんは、つくった詩をギターの弾き語りで即興で歌にするようなマルチな方で、霧の街を訪れて感じたことを詩人ならではの言葉で表現されていて良かったです。

タイタニック号が沈没したのがセントジョンズの沖合で、霧の中、
氷山に衝突したとも言われているそうです。

霧が多いのは、島の沖合に暖流と寒流がぶつかる海域があり、暖流が運んできた湿った暖かい空気が寒流とぶつかり急に冷やされて霧ができるためということです。
朝日を浴びて白く輝く霧が、海から風にように島に押し寄せてくる場面があり幻想的な光景でした。

そこに住む人々は霧はやっかいだと言いながらも、霧とうまく付き合いながら楽しんで暮らしていてたくましく思いました。
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NHK 世界で一番寒い村~ロシア・オイミャコン~

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NHK HPより抜粋)
氷点下71度“世界最低気温”の記録をもつシベリアの村。
元気に暮らす人々の知恵と工夫を探る。

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世界で最も寒いと言われる定住地、ロシア東シベリアのオイミャコン村に、俳優の大高洋夫さんが滞在して暮らしを体験。

冬場の平均気温は-50度で、北極よりも、エベレスト山頂よりもはるかに寒い村。

水道を設けても凍ってしまうため、水道はありません。
どうやって水を得ているのかというと、川底から温水が湧いている凍らない川があり、そこから水を汲んで給水車が各家に配っているのでした。

オイミャコンとは、「凍らない水」という意味で、そのような特別な自然の恵みがあって、寒極の地が定住地になっているのだとわかりました。

村の人々は、寒さや生活の不便さを苦にしている様子はなく、それが当たり前なことと思って、生き生きと暮らしているのが印象的でした。
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