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番組HPより)
「光る君へ」の平安時代を終えんへと導いた平清盛。その強大な武力、経済力、政治力の源は海にあった!?武士の世を切り開いた英雄を「海」という切り口で徹底調査する。
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平清盛と海との関係を調査した回です。
平家一門は、貴族の中でも最も低い位でしたが、「海」を原動力に上へと登りつめ、平安時代末期の平清盛の時代に最も繁栄したそうです。
原動力の「海」とは、瀬戸内海の海上ルートを平家が掌握したことで、海を通じた中国・宋との貿易で成り上がったということです。
平家が瀬戸内海の貿易ルートを築く上で大きな障壁となったのが、当時、瀬戸内海で船を襲っていた海賊で、全面対決することに。
平家は、「合せ弓」という通常の弓に竹を張ることで、矢を1.5倍遠くに飛ばせる武器を使った「遠矢」の戦術で、海での戦いを制したということです。
貴族社会の最下層だった平家、そして平清盛が、海を制したことで覇権を握り、その後、壇ノ浦で滅んだということで、栄枯盛衰を感じるお話でした。