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番組HPより)
徳川家康は、実は稀代の国際政治家だった!今回、世界各地に残る家康の外交史料を徹底調査!「鎖国」とは異なる、家康が夢見たグローバルな貿易立国・日本の姿とは?
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徳川家康の知られざる外交戦略を調査した回です。
家康のいた400年前は、世界は大航海時代。
日本では、鎖国が完成するのは3代・家光の時で、家康の時には海外に開かれていたそうです。
家康は、13の国と地域と106通もの書簡をやり取りしていたそうです。
その理由の1つが、鉄砲玉の原料となる鉛、火薬の原料となる硝酸、中国の生糸などの入手で、銀と引き換えにこれらを海外から輸入したということです。
豊臣秀吉が朝鮮出兵をして外国を服従させようとしたのに対し、家康は親善外交を心がけていたそうです。
家康はそうして諸外国と友好関係を構築しながら、自由貿易を求めて、スペインとの外交では太平洋航路への参入の許可を得ようとするなど、巧みな外交手腕を発揮したそうで、国際政治家としても優れた一面を持っていたことがうかがえました。