NHKダーウィンが来た!「超巨大恐竜!謎のプエルタサウルス」

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番組HPより)
最近、史上最大級の恐竜が南米で見つかった。名前はプエルタサウルス。全長35m、体重80トンにも達した。なぜこれほど巨大化したのか?謎多き超巨大恐竜の正体に迫る。

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南米で見つかった全長35mにもなる超巨大恐竜「プエルタサウルス」の謎に迫った回です。

竜脚類という植物食で首が長い恐竜で、アルゼンチンの博物館にある全身骨格の復元模型や、CGで再現した映像から、その姿や巨大さがよく分かりました。

なぜこれほどまで巨大化したのか?
アフリカゾウがライオンから身を守るために巨大であるように、プエルタサウルスも、巨大な肉食恐竜から身を守るために超巨大化したと考えられるそうです。

竜脚類がここまで巨大化できたのには、ある特別な仕組みが体内に備わっていたことが分かってきたそうです。
それは、「気嚢(きのう)」という特別な呼吸システムで、背骨の中が空洞になっていて、空気の通り道になっているということです。これにより、酸素を効率よく取り込むことができると共に、背骨が空洞のため軽量化を実現しているということです。

実は、気嚢は、現代の鳥も持っているそうです。
鳥は恐竜の子孫であることが近年わかっていて、この気嚢により、羽ばたくという高い運動能力を維持でき、骨の軽量化で空を飛ぶことができると考えられているそうです。

そんな気嚢を備えたプエルタサウルスは、50年以上生きたものもいると考えられるそうで、雄大で神秘的な恐竜に感じられました。
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