(番組HPより)
“不眠大国・日本”を救え!眠りの常識を壊し、大きな謎に迫る。
「世界で最も寝ていない国」日本に、世界トップレベルの睡眠研究所がある。国際統合睡眠医科学研究機構、通称IIIS(トリプルアイエス)。柳沢正史はここの機構長だ。100人を超える研究者が、あらゆる角度から睡眠の最新研究を行っている。
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睡眠学者・柳沢正史さんを長期取材した回です。
26年前の論文で、眠りに関わる神経伝達物質オレキシンを発見。
現在は、筑波大学の世界トップレベルの睡眠研究所で、長として、睡眠に関するさまざまな研究に取り組まれていました。
よく眠れる方法も幾つか紹介され、第一に「眠りには“量に勝る質はない”」ということです。質の良い睡眠で量はカバーできず、何よりも睡眠時間を確保することが大事だということです。
その他、夕方以降は部屋を暗くして強い光を見ないようにするとよく眠れるし、難しい本など理解を超えるものを見たり読んだりすると入眠しやすいということでした。
睡眠について分かってきたこともありますが、「なぜ全ての動物は眠るのか?」「眠気とはそもそも何なのか?」という根本的な疑問はまだ解決しておらず、その道筋すら見えていないということで、この分野で先頭に立って、大きな謎に果敢に挑戦されている方でした。