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番組HPより)
長崎県平戸。古くから交通や貿易の拠点として海外の国々と深くかかわってきたこの地には、いち早く砂糖や、西洋の菓子文化が伝わった。この地を治めていた、文武両道を極めた殿様たち。茶道を愛し、菓子図鑑を残すなど、平戸に豊かな菓子文化を根付かせた。人呼んで“お菓子の島”。
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長崎・平戸に伝わるお菓子「カスドース」作りに挑戦した回です。
平戸は1550年にポルトガル船が来航し、南蛮貿易で栄えたそうです。
砂糖や西洋のお菓子もいち早く入ってきたことで、お菓子屋さんが多かったそうです。そんな平戸のお菓子を後世に伝えようと、平戸藩10代藩主のお殿様は、お菓子の図鑑まで作ったそうで、さながら「お菓子の島」でした。
平戸発祥でお殿様専用の菓子が「カスドース」で、カステラの一種なのですが、一般のカステラよりかために焼いて作るそうです。
かためのカステラを、卵黄を溶いた液にくぐらせたものを、泡立てたシロップにからませ、グラニュー糖をまぶして仕上げる素朴なお菓子でした。
番組では、グラニュー糖にほうじ茶を混ぜてまぶしたバージョンも作り、それにクリームチーズを添えて食べて美味しそうでした。