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番組HPより)
武士の魂・甲冑の謎に挑む。国宝の大鎧や戦国武将の変わり兜を最新技術や科学の力を駆使して徹底調査!時代による戦い方の変化や武士たちが甲冑に託した願いが見えてきた。
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各時代の甲冑を調査した回です。
鎌倉時代の甲冑「国宝・赤糸威大鎧」、戦国時代の甲冑「当世具足」、江戸時代の絢爛豪華な甲冑など、各時代によって形や装飾に特徴があったり、甲冑の果たした役割が違っていて、甲冑の変遷を知ることができました。
国宝の赤糸威大鎧では、工学式3Dスキャンで立体的に構造を読み取って3DCGを生成し、立体的な写真画像で細かな部分まで見ることができて、どんな鎧なのかがよく分かりました。
また、戦国時代に武将がかぶっていた「変わり兜」も紹介されました。ナマズの尾を模した高さ80センチの縦長の兜や、毛虫、猿を表現した兜などがあり、ユニークでした。
こうした変わり兜は、戦場で目立つことで指揮統制がしやすくなるため、発展したと考えらえるそうです。またそれだけでなく、武将たちの願いや思いが変わり兜に込められていると考えられるそうで、精神的な部分で果たした役割も大きかったのだと感じました。