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番組HPより)
酒場詩人の吉田類が全国の低山を訪ね、その魅力を堪能!今回の舞台は、新潟の米山。お米の神様が住むとされる山に自生する豊作をもたらす“あるもの”とは?
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新潟県の米山に、吉田類さんが地元出身のタレント・大桃美代子さんと登った回です。
米どころ・新潟の中で、お米の神様がすむ山として米農家から特に信仰を集めている山で、その理由を考えながら登りました。
米山は花の山としても知られ、途中、紫色の鮮やかな実をつけたムラサキシキブと出会って可憐でした。
さらに登っていくと、なぜこの山に信仰が集まったのかを解く“あるもの”がありました。米農家は、田植えが終わると、それを求めて米山を登っていたそうです。
そのあるものとは、「トウキ」というセリ科の薬草で、トウキの葉はお米の虫よけの効能もあり、米びつに入れたりするということです。それから、田んぼの近くに下げれば虫がよってこないとされ、豊作がもたらされると信じられてきたということでした。
山頂に到着すると、日本海やふもとの田園風景が見渡せる大パノラマが広がっていて雄大でした。
山頂には、農業神・病気平癒をつかさどる薬師如来がまつられていて、地域の人々から厚く信仰されている山でした。