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番組HPより)
京都御所をVRで探検!平安時代に行われた幻の舞をバーチャル空間に再現する。
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VR(バーチャル・リアリティ)の技術を使って、京都御所で行われた平安時代の儀式と幕末のクーデターを再現した回です。
平安時代の京都御所では、正月の行事として、天皇の前で舞を披露する「踏歌節会(とうかのせちえ)」という儀式が行われていたそうです。
この舞の様子を、史料をもとにVRで忠実に再現。
夜の紫宸殿(正殿)の前の広場で、みやびな舞が上演されて幻想的でした。
一方、江戸時代の幕末、京都御所を舞台に「王政復古クーデター」があったということです。
大政奉還後、天皇中心の新しい政治をつくろうと、薩摩藩・大久保利通らが、新政府から徳川慶喜を排除しようとしたもので、慶喜を排除するかどうかを決める小御所会議の様子をVRで再現しました。
このとき、大久保の策で、薩摩藩を中心とした大勢の兵士が京都御所が取り囲んでいたそうで、そうすることで心理的な圧力をかけ、そして慶喜が排除されることに決まったということです。
VRで再現することで、その場にいるような感覚で見ることができて、当時の状況が良く分かりました。