(
番組HPより)
長野・長和町にある中山道の宿場町・和田宿。難所・和田峠のふもとにあり、かつて全体で千人泊まれたという。今回のカフェは旅籠(はたご)を改装したもの。名物は石窯で焼いたピザと軟水でいれたコーヒー。実は両方とも旧石器時代からの和田峠の名産・黒曜石に関係しているという。
---
古民家カフェ巡りをしている主人公が、長野・長和町にあるカフェを訪れた回です。
そのカフェは、中山道で最も高い和田峠のふもとの元宿場町・和田宿にありました。
宿場町の典型的な旅籠のつくりをした建物で、窓の目隠しのための縦格子が美しい外観でした。
店内は木材が使われた落ち着いた空間で、その一角に石窯があって、お店の売りとして石窯で焼いたピザを提供していて、美味しそうでした。
店主らにお話をうかがうと、和田峠は黒曜石の本州最大規模の産地で、石窯に黒曜石が使われ、また美味しい軟水の水が出るため、コーヒーに使われているそうです。
この建物は、少子高齢化に悩む地元の有志たちがほぼボランティアで作業して、江戸時代の旅籠の外観を再現して、店主に店を貸し出したものだということでした。
タイトルには、黒曜石とかたい意志で地元を盛り上げようとする人たちの意味が込められていて、「かたいいし」でつながっているカフェでした。