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番組HPより)
東京・谷中の昔ながらの風景が残る寺町にある、明治時代に建てられた登録有形文化財の花屋さん。その隣、戦前に建てられた元住宅が、大胆に改築されてカフェになった。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、東京・谷中にあるカフェを訪れた回です。
そのカフェは、隣が花屋になっていましたが、花屋と一体になった建物でした。
花屋部分は明治に建てられ、有形登録文化財に指定されている歴史ある建物でした。一方、カフェ部分は戦前に建てられたもので、この部分を大胆に改築。内部は、ガラスと木と白い壁の開放的で洗練されたカフェスペースでした。
また、2階に空中庭園のようなテラス席があり、渡り廊下や階段でつながって回遊できるようになっていて、何ともおしゃれでした。
明治から続く花屋には、渋沢栄一も訪れ、3代目が「現代の名工」に選ばれるなど由緒あるお店でしたが、時代の変化や不況に伴い経営危機に。今の4代目は、町づくりをする会社に店を売却し、明治の建物を残しながら、新会社のもとでリニューアルしたということです。
受け継ぐべき部分は残して受け継ぎつつ、時代に合わせて新しい形に生まれ変わって、時を継いでいくカフェでした。