​NHK100分de名著 キャンベル「千の顔をもつ英雄」第3回 イニシエーション - 試練をどう乗り越えるか

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
英雄の冒険では、異世界に飛び込んだ後さまざまな試練に翻弄される姿が描かれる。その意味を読み解いていくと、自分の成長にとってその試練に深い意味があることがわかる。

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アメリカの神話学者ジョーゼフ・キャンベルの著「千の顔をもつ英雄」を読み解くシリーズの第3回です。

英雄の冒険では、さまざまな「試練」に直面する姿が描かれているそうです。

試練には、敵との戦いなど物理的な外的試練や、葛藤や迷いなど精神的な内的試練があり、これらを乗り越えることで、人間的な成長を遂げることができるということです。

私たちの人生においても、苦しみ(試練)のない人生はなく、苦しみは人生の大事なファクターだということです。

スタジオでの会話で、シンクロニシティみたいな考えがあって、試練に直面し、限界まで懸命にやってどうしようもない壁に当たったとき、なぜか急に道が開けていくことがあるというお話がありました。
それはたぶん、そこでものの考え方が変わったり、何かちょっと視点が変わったりして、好転し始めるのだろうということで、人事を尽くして懸命にやってみることの大事さを感じるお話でした。