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番組HPより)
今回の舞台は、登山者数世界一!東京・高尾山。百座目となる節目の登山、人々を惹きつけてきた“特別な聖地”とは?
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登山者数世界一と言われる東京・高尾山(599m)に、吉田類さんと草刈民代さんが登った回です。
高尾山は、特徴的な山の形をしているわけでもないのになぜ人々を惹きつけるのか?その秘密を探りながら登りました。
旧甲州街道の登山口から登り始めましたが、その登山ルートはあまり知られていない静かな道で、登っていくと滝がありました。そこでは今も滝行が行われていて、高尾山は修験者の聖地としてあがめられてきたそうです。
また、ふもとの町・八王子は、江戸時代、絹の流通の中心地で、高雄山にある寺院「薬王院」には養蚕守護の護符があり、蚕を食い荒らすネズミから守ってくれると信じられていて、養蚕家の聖地でもあったということです。
さらに、薬王院の境内には「富士浅間社」という神社がありましたが、古くから富士山を望める場所として知られ、江戸時代には、富士講と呼ばれる民間信仰が盛んになり、大勢の人が参拝にやって来たそうです。
こうしたさまざまな聖地が重なる山で、いにしえから人々を惹きつけ続けてきたことを知りました。