NHKダーウィンが来た!「空前絶後!シーラカンス大調査」

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番組HPより)
インドネシアのスラウェシ島の深海に暮らす古代魚シーラカンス。かつてないスケールの調査隊で生態解明に挑む!世界初のスクープがてんこ盛りの大冒険ドキュメント!

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インドネシア・スラウェシ島の深海で、シーラカンスを調査した回です。

シーラカンスは、“生きた化石”と呼ばれる、4億年前からほとんど姿を変えていない古代魚ですが、深海に暮らすため、多くが謎だとういことです。

今回、専門家たちが2つの有人潜水艇に乗り込み、深海に潜って大調査し、生態の解明に挑みました。

調査3日目、ようやく1匹目を発見すると、それから次々に見つかり、狭い洞窟では8匹もの群れに遭遇。そこでは、互いに触れ合うような行動などが見られ、ここはお見合いの場なのかもしれないということでした。

それから、狩りの謎にも迫りました。
シーラカンスが狩りをしているところは誰も見たことがないそうですが、今回、狩りの瞬間かもしれない様子を捉えることに成功。

サメなどは「電気受容器」という器官を頭の部分に持っていて、獲物の魚から出る微弱な電気を、この電気受容器で察知して狩りをしているということです。

シーラカンスも「電気受容器」を持っていることは分かっているそうで、これを使って狩りをしている可能性が考えられるということでした。

寿命は100年以上とされるシーラカンス。
今回の調査で明らかになってきた部分もありますが、まだ多くの謎に包まれていて、神秘的な魚に感じられました。