​NHKヒューマニエンス「“土” 生命の星の小宇宙」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
生命あふれる地球の秘密が「土」。火星や金星のような岩と砂の太古の大地に、5億年をかけ生命圏を築き、植物の進化、動物やヒトの生き方も「土」が決めてきた。岩石などの無機物と生命の相互作用で、地上に万物を生み出してきた。その未知なるチカラに迫る。

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「土」の未知なる力に迫った回です。

土は身近にあるものですが、まだまだ分かっていないことが多くあるということで、さまざまな角度からその未知なる部分に迫り、土の奥深さを感じた回でした。

その中で、耕さない農業「不耕起栽培」が今、世界中で模索されているそうです。

土は、膨大な微生物と共に暮らしていて、微生物が生き物の死骸を分解し、栄養分(有機物)をもたらすことで、植物や動物の生命が育まれているということです。

人類が長年続けてきた「耕す行為」は、土に住む微生物にとっては迷惑なことだそうです。微生物にとって、住んでいる家が突然ひっくり返されて転がされるような事態で、微生物の量が激減するということです。

また、不耕起栽培で耕さないほうが、土の中に二酸化炭素が閉じ込められ、土が二酸化炭素の吸収源になる可能性があるということです。土の秘めたる力を感じる興味深いお話でした。
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