NHKさわやか自然百景「島根 宍道湖 秋から冬」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
島根県東部の宍道湖は日本で7番目に大きな湖だ。秋、湖にはたくさんの渡り鳥が飛来する。
2月、鳥たちは厳しい冬を懸命に乗り越えようとする。秋から冬の宍道湖で命の営みを見つめる。

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秋から冬、島根県の宍道湖(しんじこ)で過ごす渡り鳥たちを見つめた回です。

宍道湖は、日本海から海水が入り込む汽水湖。
秋、たくさんの渡り鳥でにぎわい、西日本有数の飛来地だということです。

湖畔では、コハクチョウやスズガモ、キンクロハジロなど様々な渡り鳥でにぎわい、日暮れ前の湖上では、トモエガモの群れが密集して一つの塊りになって飛行する様子も見られました。

また、マガンの群れが、日の出とともに田んぼの方へ向かって飛ぶ「モーニングフライト」が見られ、収穫の終わった田んぼで柔らかな草や落穂などを食べて栄養を蓄えていました。

2月の強い寒波の日には、マガンたちは吹雪の中、田んぼに向かい、雪をくちばしでかき分けて草を食べる様子が見られ、寒さに耐えながら厳しい冬を懸命に乗り越える渡り鳥たちの姿がありました。