NHKダーウィンが来た!「謎のツメ恐竜!テリジノサウルス」

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番組HPより)
謎の恐竜テリジノサウルス。前足の巨大で長いツメが特徴だが、その使い方が全くの謎だった。ところが日本で謎を解明する鍵となる恐竜が見つかった。謎恐竜の正体に迫る。

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謎の恐竜「テリジノサウルス」の正体に迫った回です。

テリジノサウルスは、長さ1m近くの巨大なツメを持つのが特徴ですが、前足以外の骨は見つかっておらず、姿も長いツメの使い方も謎だらけの恐竜だそうです。

姿については、北大の小林博士が、似ていると考えられる他の恐竜を参考に復元に挑み、全長10mにもなるテリジノサウルスのイメージがよく分かりました。

一方、長いツメの使い方については、最近、日本で新種で発見され、パラリテリジノサウルスと名付けられた恐竜の化石が、謎を解くヒントになりそうだということです。

その新種のパラリテリジノサウルスは、全長もツメの長さも小さいですが、テリジノサウルスの仲間に分類され、前足の形状から葉っぱを食べていた植物食恐竜と考えらえるということです。

このことから、テリジノサウルスも、長いツメを熊手のように使って植物をたぐりよせて食べていたと考えられるそうで、鋭く長いツメとは裏腹に穏やかな性格の恐竜だったことが想像されました。