NHK歴史探偵「忍者サバイバル!」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
世界で抜群の知名度を誇る忍者。近年、国内外で新たな史料が見つかり、謎に包まれた実像が明らかに!最新研究で戦国忍者の戦い方を再現。西洋科学を学んだ幕末忍者も登場

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最新研究から、忍者の実像に迫った回です。

さまざまな面から忍者の実像に迫り、従来のイメージと異なる姿も見えてきて興味深かったです。

その中で、黒装束の姿については、江戸時代にフィクションとしてつくられたイメージで、実際の戦国時代の忍者は、農民の姿で、農作業をしながら時に忍びの活動をしていたということです。

なぜ忍者は生まれたのか?
忍者のルーツである伊賀や甲賀では、武士の世になると、村の有力者たちが水争い・山争いなど勢力争いをしだして対立、村どうしの争いが絶えなかったということです。

そんな中で自分たちが生き延びるために、防御やからくりを備えた忍者屋敷が生み出されたり、戦いの技や知恵が忍術となっていったということです。

それから、戦国時代、各地の大名が国争いをする時代になると、今度は、敵対していた集落どうしが手を取り合って、結束。他国から守り、戦国の世を生き残るために「鉄のおきて」をつくり、侵入者に対して一致団結して防いだということです。

忍者がどのようにして生まれ、何があっても生き残るしたたかな精神が育まれていったのか、よく分かりました。