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番組HPより)
福島県西部の只見町。標高1000メートル級の山々が連なり、ブナを中心とした落葉広葉樹の森が広がる。森は生きものの宝庫。新緑のブナの森に生きものたちの姿を追う。
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初夏、福島県只見町のブナの森で、生きものたちの姿を追った回です。
標高1000級の山々に広がる、ブナを中心とした広大な落葉広葉樹の森で、新緑の季節、緑が鮮やかでした。
森では、東南アジアなどから飛来したキビタキやオオルリ、カケスなどの渡り鳥が子育てをする様子が見られ、鳥たちにとって森はゆりかごになっていました。
一方、「雪食地形」と呼ばれる雪崩で山肌がむき出しになった急峻な谷があり、このあたりの地形の特徴だということです。ここでは、ニホンカモシカやツキノワグマが植物を探して歩き回ったり、険しい崖に巣を設けるイヌワシの舞う姿が見られて、これらの動物たちが暮らせる環境が残る貴重な場所だと感じました。