​NHK小さな旅「初夏 輝きつないで ~福岡県 田川市~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
福岡県の筑豊地方にある田川市。昭和30年代まで炭鉱で栄えたが今では人口もかつての半分以下に。そんな田川で大人から子どもまで参加して行われるのが「川渡り神幸祭」。450年以上前から続くとされる初夏の風物詩で色とりどりの山笠が市内を流れる彦山川を渡る。
ふるさとを思い、地域のつながりを守る田川の人たちに出会う旅。

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福岡県田川市で暮らす人々に出会った旅です。

昭和30年代、炭鉱で栄えた町でしたが、昭和39年に炭鉱が閉山。
かつて10万を超えた人口は、今は半分になったそうです。

町では毎年5月に「川渡り神幸祭」が行われていて、祭りやふるさとのことを思いながら暮らす人たちに出会いました。

450年前から続く祭りで、各地区ごとに参加者がみんなで山笠(みこし)を引いて、市内を流れる彦山川を渡って五穀豊穣などを願うそうです。山笠の上部に付いた「馬連」と呼ばれる幾つもの細長い飾りが特徴的で、それらが花のように開いて華やかでした。

田川で生まれ育った51歳の男性は、東京に出て暮らしていましたが、故郷で暮らしたい思いからUターンしてきた方で、先頭に立って祭りの準備に勤しんで、ふるさとを支えようとされていました。

そして祭り当日、各地区ごとに山笠をみんなで引いて川に入り、大輪の花のように開いた馬連を川の中で揺らして、祭りは最高潮に。
多くの人でにぎわい、田川の人々のつながりや一体感を感じる祭りでした。
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