​NHKさわやか自然百景「奈良 春日山原始林」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
奈良市の中心部から2キロほどの場所に緑豊かな森がある。春日山原始林と呼ばれる森で、カシやシイなどの照葉樹が千年以上ほとんど手つかずのまま残されてきた。春の春日山原始林で命の営みを追う。

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奈良市の市街地近くにある緑豊かな森「春日山原始林」で春、生きものたちの命の営みを見つめた回です。

春日大社の神域として1000年以上ほとんど手つかずで残されてきた森で、国の特別天然記念物に指定されているそうです。カシやシイなど照葉樹の木々が中心で、樹齢200年を超える巨木も珍しくないということです。

春、森の中では、ニホンジカやニホンリス、アオバトなどが落ち葉や種など食べ物を求めて動き回り、夜になると、ムササビが木から木へ滑空し、躍動する動物たちの姿が見られました。

ニホンジカは、推定100頭ほどが暮らすそうです。
桜が散る頃には、地面に落ちた花びらを食べる様子が見られましたが、糖分豊富な桜の花びらはシカたちにとってこの時期だけのごちそうだそうです。桜の花が舞う中、桜の木の下にシカたちが集まって風情がありました。

都市のすぐ近くですが、さまざまな動物が息づき、豊かな自然が残る森でした。
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