NHK歴史探偵「首里城と琉球王国」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
沖縄のシンボル・首里城。焼失から復元が進み、かつての琉球王国の姿がよみがえろうとしている。復元の現場を徹底調査、450年繁栄を維持した海洋王国の外交戦略に迫る。

---
琉球王国の繁栄の秘密に迫った回です。

琉球王国は、小国でありながら、室町時代から明治初期まで450年に渡って繁栄したそうです。

長く繁栄した理由の一つが、中国と密接な関係で結ばれていたことで、「柵封(さくほう)」と呼ばれる「中国の臣下になる代わりに、その国の王として認めてもらう仕組み」によって、貿易の範囲を広げて栄えたということです。

そして、もう一つ深く関わっていた国が日本で、薩摩藩の軍事進攻があってからは、日本にも従うようになったということです。

中国と日本に両属している状態になっていましたが、中国に対しては、日本のものをひたすら隠して、中国だけに属しているように隠ぺい政策を行っていたそうです。
実は、日本のものを隠していることは中国にばれていたようですが、中国のほうも見て見ぬふりをしてくれていたようで、外交問題に発展しなかったということです。

巧みな外交術で、中国と日本、両方とバランスをとりながら良好な関係を築いたことで、長く繁栄したことを知りました。
続きを見る >>