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番組HPより)
徳川家康が築きわずか十数年で姿を消した「幻の江戸城」。謎に包まれていた実像が最新研究から明らかに!CG復元から見えてきたのは戦国の集大成ともいえる究極の城の姿。
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徳川家康が築いた江戸城の姿に迫った回です。
家康が築いた江戸城は、家康が亡くなって6年後、わずか15年で建て替えられ、現在その痕跡はほとんど残っていないということです。
しかし、「江戸始図」という絵図が残っていて、そこから家康の江戸城がどんな城だったか読み解きました。
それによると、3つの特徴があるということです。
その3つとは、3連続の「馬出し」、5つの「外桝形」、連立式の天守で、これらを備えた空前の強力な城だったことが分かったそうです。
家康はどのようにして、城づくりを学んだのか?
1つは、過去に武田信玄らとの戦いで、武田の城を攻め落とせなかった苦い経験から、武田の城でよく設けられていた「馬出し」を取り入れたと考えられるそうです。
また、「外桝形」も、織田信長の安土城に設けられていて、そこから学んだと考えられるそうです。
こうして、敵である武田からも、味方の信長からも、敵味方関係なく城づくりの技術を吸収。難攻不落の江戸城から、信長・秀吉に負けない城づくりの名人だったことがうかがえました。