​NHKヒューマニエンス「“記憶” 未来を切り拓く源泉」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
「記憶」の実体が次々と明らかになってきた。なぜ私たちは「記憶」を持つのか。記憶のメカニズムの意味に迫る。

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記憶をテーマにした回です。
研究が進んで、最近ようやく記憶の実体が分かってきたということです。

記憶のメカニズムとして、脳の中の海馬は、ものを覚えるための情報処理をするための中枢で、海馬に他の領域から情報が集まり、この中の神経細胞に記憶として統合されるということです。

海馬の中で、記憶の情報は線で結ばれ、情報の複雑なネットワークをつくっていて、それは例えるなら「星座」のようなものだということです。

記憶にはすぐに忘れてしまうものと、ずっと覚えているものがありますが、この差は、星座を形づくる線の太さだということです。線が太ければ鮮明な記憶、線が細ければ曖昧な記憶となるそうです。

記憶の線を太くする方法としては、一つに睡眠があるそうです。
じつは記憶は、寝てるときにリプレイするそうです。
その日に起こったいろんな出来事のうち、残すべき記憶を勝手にリプレイし、そうやってリプレイした記憶は脳に定着して忘れない記憶になるということです。なので、ある程度記憶したら、睡眠をしっかりとることが大事だということでした。

このほかにも、進化との関係や、運動に関する記憶など、さまざまな観点から記憶の謎に迫って興味深かったです。
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