NHKさわやか自然百景「飛騨の湿原」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
岐阜県北部、飛騨地方に小さな湿地が点在する。
標高およそ1000メートルの高原地帯にある池ヶ原湿原。5月上旬にはリュウキンカやミズバショウの花が湿原を埋め尽くす。一方、標高およそ1400メートルの天然林に囲まれた天生(あもう)湿原。5月下旬、森は色とりどりの花であふれ、湿原ではクロサンショウウオが賢明に命をつなぐ。たくさんの命を育む飛騨の湿原を紹介する。

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岐阜県・飛騨にある「池ヶ原湿原」と「天生(あもう)湿原」の春を見つめた回です。

池ヶ原湿原は、標高約1000mの高原地帯にあり、5月、雪解けと共に湿原は一気に目覚め、黄色いリュウキンカや白いミズバショウが一面に咲いてきれいでした。湿原はゴジュウカラやコガラなど鳥たちでにぎわい、ミズバショウの葉を食べるために、ツキノワグマの親子が訪れる様子も見られました。

一方、天生(あもう)湿原では、ふだんは森の中で暮らすクロサンショウウオが、雪解けの頃、湿原の沼地にやって来て産卵する姿があり、2つの豊かな湿原は多くの生きものたちの命を育んでいました。
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