NHK 横尾忠則 87歳の現在地

- 映画・テレビ鑑賞
(番組HPより)
横尾忠則は2年前心筋梗塞に倒れ、生死の境をさまよった。他にも難聴、視力の低下、五感が衰えつつある。また利き腕の右手が腱鞘炎となり、細かな筆使いが難しくなった。しかしそれを嘆いてはいない。ハンディこそ自然体と考え、新たな画風を身につけた。老いの常識を軽やかに覆す横尾忠則の新作創作に密着した。

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現代美術家の横尾忠則さんが新作の絵を描く現場に密着したドキュメントです。

87歳になり、体のあちこちが衰えながらも、そうしたハンディを受け入れ、創作に打ち込む横尾さんの現在を映していました。

創作の過程とともに、対談や人生相談なども交えながらお話をうかがって、横尾さんの哲学や人生観、人柄など、人間味あふれる一面に触れました。

話される言葉には、全身全霊で生きてきた芸術家の、ある種の境地に達したような深みがありました。

87歳の今も、自然体で意欲的に創作活動を続けられていて、絵を描くことへの冷めない情熱を感じました。
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