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番組HPより)
琵琶湖のすぐ隣に小さな湖がある。滋賀県近江八幡市の「西の湖」だ。水辺には近畿地方有数の規模のヨシ原が広がり、生きものたちの楽園になっている。小さな湖で繰り広げられる命の営みを見つめる。
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滋賀県の琵琶湖のすぐ隣にある小さな湖「西の湖」で、夏、鳥たちの命の営みを見つめた回です。
西の湖は、琵琶湖の内湖で、もともと琵琶湖の一部でしたが分離してできた湖だということです。湖岸にはヨシが群生し、ヨシ原の面積は近畿地方で最大級だそうです。
湖の周辺には広がる田んぼには虫が豊富にいて、多くの鳥たちが集まり、野鳥の楽園になっていました。
夏の繁殖の季節、オオヨシキリがヨシ原の中に巣を作っていたり、東南アジアから繁殖のために渡ってきたツバメが湖を飛び交う様子が見られました。
夕方になると、無数のツバメが夕空を覆う光景が見られましたが、これはツバメたちが夜を過ごすための「ねぐら」であるヨシ原に戻る行動だということです。
広大なヨシ原は、ツバメやスズメ、カワラヒワなど小さな鳥たちにとって、天敵から身を守ってくれて、安心して休める大切な場所で、鳥たちの命の営みを支えていました。