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番組HPより)
人口密集地・都市に進出する生きものたち。自然環境を追われたものから、人工的な環境に住みやすさを見いだしたものまで。新天地に生きる都会派生物の“開拓者魂”に迫る!
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都会で暮らす生きものを特集した回です。
自ら積極的に都会に進出した「開拓型」、自然環境を追われてやむなく都会に移ってきた「移住型」、もともとすんでいた自然環境が開発されてできた都会に暮らす「先住型」といった、さまざまな理由で都会で暮らす動物たちが紹介されました。
このうち「移住型」で、ロンドンのハリネズミは、もともと森林地帯にすんでいましたが、森の大半が失われて農地になって、すみかを追われ、ロンドンの民家の庭で暮らすようになったということです。
イギリスはガーデニングが盛んで庭が緑豊かなため、ハリネズミにとって暮らしやすく、住民にとっても害虫を駆除してくれるため、ハリネズミは大歓迎だということで、人とハリネズミが良いご近所づきあいができていました。
日本では、開拓型として、神奈川・厚木市のビルの高所にすみ着いたヒメアマツバメが紹介されました。一時は、ビルの改修工事に伴い、巣を撤去する方針になりましたが、建設会社の担当者が厚木市にかけあい、巣を残して見守ることとなったそうで、心温まるお話でした。