（番組HPより）
平安文学の傑作・源氏物語。誕生の秘密を光る君へとのコラボスペシャルで調査！藤原道長役の柄本佑さん、一条天皇役の塩野瑛久さんが登場。

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源氏物語の誕生の秘密や魅力に迫った回です。

源氏物語は、光源氏とその子と孫の３世代までを描いた、全５４巻の壮大な物語だそうです。

まず、書くには大量の紙が必要になりますが、当時は紙が貴重で、入手が困難だった紙をどうやって手に入れたか謎だそうです。

またそもそも、紫式部はどうして源氏物語を書いたのかも謎で、一つの説として、藤原道長が関わっていて、彼が執筆を依頼し、紙を与えたと考えられるそうです。その時の道長を取り巻く状況や道長の心理について解説があって興味深いお話でした。

源氏物語の魅力を高めているものとしては、ひらがなが大きく関係しているそうです。

和文は奈良時代までは漢字を使って表していましたが、平安時代のこの時期、ひらがなが誕生し、源氏物語は漢字とひらがなで書かれているそうです。

日常会話や心の動きをそのまま書き表せるひらがなは、源氏物語で描かれるリアルな人間ドラマを表すのに最適だということです。
読み手が感情移入しやすく、一条天皇をはじめ、多くの人を引きつけた平安文学の傑作であることがよく分かりました。