(
番組HPより)
戊辰戦争を会津の視点から徹底調査!見えてきたのは、奥羽越列藩同盟の確かな軍事力と勝利の可能性。運命の分かれ道は何だったのか?知られざる会津復興の物語にも迫る。
---
幕末に起こった戊辰戦争について、新たな視点から迫った回です。
戊辰戦争は、新政府軍と会津藩など旧幕府勢力の戦い。
会津藩は、「奥羽越列藩同盟」という東北・上越地方の各藩と同盟を結んで、新政府軍と戦ったそうです。しかし最終的に、会津の鶴ヶ城で新政府軍に取り囲まれて降伏したということです。
敗因は、同盟軍が旧式の武器や戦法のため負けたとされますが、最新研究で、海外から導入した最新の戦法や新式の銃を使っていたことが分かってきて、新政府軍と同等に近い戦力を有していたと考えられるそうです。
しかし、最新の戦法と新式の銃を備えていながら、同盟軍はなぜ負けたのか?
その一因に、指揮官がうまく育たなかったことが考えられるそうです。
番組では、鶴ヶ城での最後の戦いを、コンピューターでシミュレーションして検証してみました。すると、会津藩の戦い方によっては防衛が成功して、新政府軍を撤退させることができるというシミュレーション結果でした。
指揮官がどう戦い方を決めるかで結果が大きく変わってきて、戦いにおいて指揮命令系統がとても大事だと感じました。